モンテレオン　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

デビューした２歳11月の東京・芝1800ｍ戦では、出遅れた後、中団まで押し上げたものの、最後の直線では脚色が衰え13着でした。短期放牧を挟んで出走した３歳２月の東京・芝2400ｍ戦では後方３番手を追走し、最後の直線で仕掛けましたが、思うように伸びず15着に敗れています。レース中にノドが鳴っていたことから、翌週にノドの内視鏡検査を行ったところ、JRAの獣医師により「左側の被裂軟骨の動きがやや悪く、喉頭片麻痺が認められますが、程度から競走能力への影響はなさそう」との診断を受けました。その後、出走した先週６月22日の東京・ダート2100ｍ戦では馬群後方での追走となり、３コーナーでペースが上がったところで遅れてしまうと、最後まで巻き返せず13着でした。騎乗したオシェア騎手から「レース途中からノドが鳴って、まわりの馬についていけなくなりました。また、大きくて黒い馬なので、暑さも影響したと思います」と話がありました。東京・ダート2100ｍの条件で追走に苦労する内容をふまえると、スピード不足は否めず、ここまでの経緯から大きな変わり身をみせる可能性は低く、出走したとしても苦戦が免れないと予想されることから、ここを限界と判断し、中央競馬を抹消してオークションに出品することにしました。本馬は喉頭片麻痺の症状が認められますが、出走回数が通算３回で、その内ダートは１回と少なく、今後変わり身がある可能性があります。また中央競馬に比べて比較的時計がかかる地方競馬でしたら、活躍の場があるかもしれません。新しい環境での活躍に期待します。

６月26日にJRAの診療所で、ノドの内視鏡検査を行ったところ、喉頭片麻痺のグレードは２Bの診断でした。また右前脚のヒザ下の管部分は左前脚のそれに比べて太めですが、右前脚のエコー検査の結果、腱に異常はありませんでした。
またノドと右前脚の疾病をよくご理解、ご納得の上でのご購買ならびにノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※喘鳴症（喉頭片麻痺：グレード2B）があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
6月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) サンデーレーシング（インボイス登録あり）