リクサニー　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のサトノクラウンはマルジュの産駒で2歳秋のデビューから3連勝。4歳暮れの香港ヴァーズでGⅠ初優勝を飾ると、5歳夏の宝塚記念で2つ目のGⅠタイトルを手にするなど重賞通算6勝。2019年から種牡馬入りすると、初年度産駒のタスティエーラがダービーを制するとともに皐月賞と菊花賞でも2着惜敗。牝馬ではトーセンローリエがアネモネS、ウヴァロヴァイトはスイートピーSとトライアルレースに勝利しクラシック戦線を盛り上げました。種付け頭数も初年度産駒の活躍で昨年から回復傾向にあります。

いっぽう母系ですが、母のソートアフターはJRA未勝利。半姉のコスモエランドールは佐賀で1勝をマーク。2代母のジャズプリンセスはアサシS、愛パークSと愛G3を2勝。母のきょうだいでは、伯父ハーマンミュートと叔父スペースシップがJRAで勝利をあげています。また2代母の半妹に伊G2ヴィットリオディカプア賞と英G3セプターSの勝ち馬バウンスザブルーズがいます。遡ると英G１ミドルパークS勝ちのツィーテン、英G1チヴァリーパークS馬ブルーバスター、本邦で福島記念など通算7勝のグラスボンバーと同じファミリーとなります。

本馬は2022年の北海道セプテンバーセールで1100万円にて取引されました。
2024年3月24日の中京芝2000m未勝利戦で既走馬相手にデビューし13着。中団からの追走となりましたが、4コーナーから手応えが怪しくなり勝ち馬から2秒4差の出の入線でした。中1週の阪神芝1800m戦ではまずまずのスタートから6番手追走となったものの、3コーナーで他馬と接触してからは位置取りを悪くしてしまい殿14着に敗れています。
間隔を挟み6月16日の京都ダート1800m戦で復帰。ゲートが良くなく後方からの競馬となり3コーナーあたりから促していったものの1着から2秒7差の11着。連闘で臨んだ6月23日の芝2200m戦では後方追走から下がってしまい、最後は9秒7差の18着敗退。タイムオーバーによる出走制限を課せられました。
ここまで4戦に使われましたが、馬体は良いものの気持ちの面で幼さが残り成長が遅れている感があります。そこで地方競馬でリスタートして使いつつ成長を待つほうがいいとの考えから、このたびのオークション出品となりました。
成長とともに欠けていた前進気勢が出てくれば、変わり身が十分見込めるのではないでしょうか。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2024年7月23日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2024年6月23日（日）　4回京都8日　6R　3歳未勝利牝　　芝2200m（重）
　　　結果18着　　タイム2:24.6	（1着馬からのタイム差9.7秒、5着馬からのタイム差8.4秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
6月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：岡田 隆寛（インボイス登録あり）