ウィンドブレイク　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

ウィンドブレイク (JPN) をご紹介いたします。

父ダイワメジャーは現役時、皐月賞、安田記念、マイルCS (連覇)、天皇賞・秋と数々のG1レースを優勝。種牡馬としても優れた成績を残しており、NHKマイルC、香港マイルなどG1競走3勝のアドマイヤマーズ、マイルCSを制したセリフォスや、昨年の阪神JF (G1) を制したアスコリピチェーノ、地方競馬においても全日本2歳優駿 (Jpn1) の勝ち馬ノーヴァレンダなど、幅広いフィールドで産駒が活躍しています。

本馬のおじにはスプリンターズS (G1) を制し、現在は種牡馬としても活躍を続けるタワーオブロンドン、現JRAオープンクラスのサスツルギがおり、3代母シンコウエルメス (IRE)、4代母Doff the Derby (USA) と続く偉大なファミリーからは、ディーマジェスティ、オセアグレイト、ジェネラス (IRE)、オースミタイクーン (IRE)、Imagine (IRE)、またそのImagineの産駒であり現在イーストスタッドに供用されているヴァンゴッホ (USA) などが輩出しております。

本馬は2023年11月４日、福島・芝1200mの新馬戦でデビューを迎えました。スタートで遅れますが、すぐに行き脚がついて３番手のポジションを確保。直線を迎え、最後は決めて比べに屈して後退しますが、勝ち馬と0.7秒差の5着でゴール。序盤に脚を使うロスがありながらも、デビュー戦で掲示板を確保しました。

年が明けた次戦、2024年1月21日の小倉・芝1200m戦ではまずまずのスタートから進出、３コーナーを３番手で通過。しかし重馬場も影響したのかラストは後続勢に捕まり1.5秒差の16着でレースを終えました。初戦の内容から早期の勝ち上がりが期待された本馬でしたが、その後新味を求めてダート戦を3戦消化したものの、勝ち上がりを決めることは出来ず、この度の上場に至りました。

ダート転向初戦の小倉・1000m戦、2戦目の阪神・1200m戦では終始後方を追走するレース運びになりましたが、３戦目の2024年6月16日の函館・1700m戦では最終的に4.1秒差の14着に敗れたものの、好位集団に取り付き6番手を確保するなど、レースぶりに進境を見せておりました。キャリアは未だに5戦と、精神的にも肉体的にも未熟さが残る現状ですので、新天地での更なる鍛錬によって、秘めた才能が開花することを願うばかりです。また、おじにはスプリントG1勝ち馬が名を連ねる血統背景の持ち主ですので、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な1頭ではないでしょうか。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

　・全身に皮膚病有り
　・蕁麻疹を発症し、現在は投薬にて治療中です

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
6月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）