ガルフブリーズ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父ディープブリランテは第79代の日本ダービー馬。キングジョージⅥ世＆QエリザベスS挑戦後にスタッドインしており、初年度産駒にあたるセダブリランテスがラジオNIKKEI賞、中山金杯と重賞を2勝、ディーパワンサが中京2歳S勝ちから阪神JFで4着、ナイトバナレットがジュニアC勝ちと活躍を見せれば、地方ではオーブスプリングが門別重賞・フローラルCを制しました。近年では、芝でモズベッロ（日経新春杯、大阪杯2着、日経賞2着、宝塚記念3着）やエルトンバローズ（毎日王冠、ラジオNIKKEI賞）、ミッキーブリランテ（阪急杯2着、京成杯AH2着、函館スプリントS3着、シンザン記念3着）、アレグロブリランテ（スプリングS2着）、ダートでラプタス（兵庫ゴールドT、サマーチャンピオン、かきつばた記念連覇、黒船賞）やミゲル（浦和重賞・ニューイヤーC、大井重賞・ハイセイコー記念2着）が躍動するなど、種牡馬としても輝かしいキャリアを積み上げつつあります。

母系に関しては、叔父にMarksmanship（愛G3バリーローンS、豪G3VRCザバートカミングズS、GRCジャロングCいずれも2着）がいる他、近親にBowman’s Crossing（G1香港マイル2着、シンガポール航空国際C3着2回）がいます。母パラダイスコーストは未勝利でしたが、兄姉は半兄グランデサムライがJRA芝1勝、ダート2勝、イーストコーストが大井2勝、半姉サンバノリズムが南関東5勝、ブラックトリュフが門別1勝、カリスマパラダイスが大井1勝など、10頭中8頭が勝ち上がっています。

本馬は、ホッカイドウ競馬・米川昇厩舎から2023年6月7日の門別ダート1100mでデビュー。ダッシュがつかず9頭立ての後方2～3番手追走となり、直線で伸び切れず、勝ち馬から1秒3差の6着に敗れてしまいます。次戦は1カ月半後の1000m。立ち遅れながらも3コーナーまでに12頭立ての5番手に取り付くと、直線で外から鮮やかに差し切り、0秒3差で初勝利を収めます。以降は5戦して4着1回が最高。10月11日の1700mで10頭立ての8着（3秒7差）に敗れたのを機に、浦和競馬へ移籍となります。

水野貴史厩舎での初戦は11月24日の浦和ダート800m。9頭立ての2番手に付けると、逃げた勝ち馬にこそ突き放されましたが、0秒7差の2着に入ります。続く今年2月の同舞台は除外となりましたが、1カ月後の同舞台では12頭立てで先手を取ると、直線も脚いろは衰えず逃げ切り、0秒3差で2勝目を飾ります。以降は勝利が遠く、5戦して7着1回が最高。前走は先週6月21日の浦和800mで、10頭立ての後方から伸びを欠き、1秒6差の9着に終わっています。

2月に除外となりましたが、大事を取ったもので、その後は勝利を挙げるなど結果を出しているように、問題はありません。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
入れ替え整理のため、このタイミングでオークション出品となります。他場でも先行力を生かしてほしいです。（浦和競馬・水野貴史調教師）


※2024年2月19日の競走において、左前肢跛行を発症したため競走除外となっています。

※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※浦和競馬野田トレーニングセンター・水野貴史厩舎（埼玉県さいたま市緑区上野田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
6月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉田 勝利（インボイス登録あり）