グシュタッドパレス　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のハービンジャーはディンヒル系のダンシリ産駒で、キングジョージ6世＆クイーンエリザベスＳの勝ち馬。2011年から本邦でスタッドインし、秋華賞と英ナッソーSを制したディアドラ、エリザベス女王杯馬モズカッチャン、マイルCS勝ちのペルシアンナイトなどを輩出。その後もブランストワンピースが有馬記念、ノームコアがヴィクトリアマイルと香港Cに優勝し、昨秋はナミュールがマイルCSに勝利。さらに今春はチェルヴィニアがオークスを制覇しています。産駒の活躍は芝が中心ですが、ダートでは関東オークスを制したハービンマオが出ています。

いっぽうの母系ですが母のマンハイムは1勝。半姉ゴレアドールは園田で1勝をあげています。2代母のマンデラは独オークス3着馬で、伯父に皐月賞2着馬で重賞2勝のワールドエース、叔父には菊花賞と天皇賞（春）を制したワールドプレミアやダービー3着馬でその後重賞を2勝している現役馬のヴェルトライザンデがいます。また母のきょうだいや本馬のいとこにも多数の勝ち上がり馬がいます。遡ると3代母マンデルリヒトからジャック・ル・マロワ賞など英仏でG1を3勝したマンデュロが出ているほか、一族には独2000ギニー馬マンデルバウムなどもおり、優秀かつ活力のあるファミリーです。

本馬は2022年のセレクトセールにて3520万円で落札されています。
2023年9月17日の中山芝1600m新馬戦でデビュー。馬体重は414キロでした。中団からのレースとなり、4コーナー手前から仕掛けていきますが前との差が詰まらず勝ち馬から1秒4差の11着に敗れています。
2戦目となった11月の東京芝1400m戦では、ゲートは悪くなかったもののダッシュがつかず後方2列目からの追走となりました。直線では前との差を詰めようとしたものの13着でのゴール。1着馬との着差は1秒5でした。
今年2月の東京ダート1300m戦でも同じようなレースとなり、勝ち馬から2秒4差の12着での入線でした。その後は放牧を挟み4月にいったん帰厩しましたが、再放牧となっています。
カラダの小さな牝馬でカイバも細く、成長に欠ける現状です。放牧で成長を促しているものの、良化も遅く現在は騎乗調教をせずに1日60分のマシン運動のみとなっています。復帰への時間を要することから、今回のオークションに出品させていただきました。
半姉もJRA未勝利後に園田で勝利をあげており、お時間をいただくかもしれませんが状態が良化し地方でリスタートすれば成長とともにレースを使いつつ変わり身が見込めるものと考えております。
なお現在の馬体重は440キロです。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※NSR（茨城県牛久市奥原町・リトルブルーファーム内）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
7月6日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平田 修（インボイス登録あり）