ポイントフォワード　　セン３歳　　※中央競馬　登録抹消

ポイントフォワードをご紹介いたします。

父ファインニードルは現役時代、ロードカナロア以来となるスプリントG1完全制覇を達成し、2018年のJRA賞最優秀短距離馬に選出されました。2022年に産駒がデビューを迎えると、クルゼイロドスルがジュニアC (L)、ウメムスビがカンナS (OP) に勝利。更に昨年はカルチャーデイがファンタジーS (G3) を制し、見事JRA重賞初制覇を達成。また、JRA所属勝ち馬の半数近くはダート戦で勝ち上がっており、芝・ダートを問わない産駒の活躍から、ますます注目を浴びています。

本馬のきょうだいにはJRAダート競走で３勝した後、地方競馬で5勝を挙げているロワマージュ、JRA未勝利ながらも、地方競馬移籍後に8勝を挙げ、獲得賞金が750万円を突破したイーヴンキールがおり、リステッド勝ち馬である2代母Reunite (IRE) はウィンターヒルS (G3) 2着の実績馬。フロール賞 (仏・G3) 勝ち馬の3代母Allez les Trois (USA) から広がるファミリーからはなんと、本年の愛ダービー (G1) を制したLos Angeles (IRE) が出現。また、ジャックルマロワ賞などG1レース2勝のTamayuz (GB)、英チャンピオンズフィリーズ＆メアズステークス (G1) 勝ち馬のEshaada (GB) が輩出しており、近親には名牝Urban Sea (USA)、偉大な種牡馬Galileo (IRE)、Sea The Stars (IRE)、キングズベスト (USA) らが名を連ねるなど、本馬は優秀なファミリーに属しています。

本馬は2024年2月10日、京都・ダート1200mの新馬戦でデビューを迎えました。スタートから行き脚がつかずに最後方からの競馬となり、直線では上がりタイム5位タイの末脚で前を追いましたが、上位勢との差は縮まらずに3.9秒差の14着でゴールしました。

その後約4か月半の間隔を空け、2024年6月23日の京都・芝1600m戦に出走します。ここでも飛び上がるような発馬となり、後方から前を追う展開を余儀なくされました。ラストは末脚を伸ばして追い上げたものの、3.5秒差の13着。このタイミングで、現状の能力ではJRA競走において勝ち上がりを決めることは難しいと判断し、新たな活躍の場を求めての上場となりました。

本馬はキャリアが僅か2戦、デビュー時の馬体重は500キロと雄大な馬格の持ち主であり、未だに心身ともに幼さを残す現状です。これまでの2走共に、着実にラストは末脚を伸ばして伸びてきておりますので、新天地で更なる鍛錬を積み、秘めた才能を開花させて欲しいと願うばかりです。

また、本馬の現状は以下の通りです。
　
・馬っ気が強く、集中力と前進気勢に欠けたため、デビュー後の2024年4月5日に去勢手術を行いました。その後、普段の挙動は落ち着いていますが、乗っての集中力と前進気勢に未だ欠けるところがあります。
・全身に皮膚病有り

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2024年4月5日に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
7月6日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）