ランプロファイア　　牝５歳　　※中央競馬　登録抹消

２歳５月に左前脚の繋靭帯炎が認められ、PRP治療を行いました。３歳３月の中山・ダート1800ｍ牝馬限定戦でデビューすると、大外から果敢に先行しましたが、最後の直線で脚色が鈍り５着でした。短期放牧を挟んで出走した５月の東京・ダート1600ｍ牝馬限定戦では先行２番手を追走し、４コーナーで逃げ馬に並びかけると、最後の直線では後続を引き離して２着に５馬身差をつけて初勝利を飾りました。１勝クラスに昇級後、３戦めとなる４歳２月の東京・ダート1400ｍ戦では後方で脚を溜めて、最後の直線で鋭い末脚を見せて追い込んできましたが、勝ち馬に０秒１差の３着でした。続く４月の東京・ダート1400ｍ牝馬限定戦で５着となった後、JRAの獣医師より左前脚第一指節種子骨々折が認められ、全治６カ月の診断を受けました。その後６月に社台ホースクリニックにて左前脚第一指骨と左前脚球節部の外側種子骨尖部の骨片摘出手術を行っています。また事前検査で右前脚第一指骨にも同じような骨片が確認されたため、同時に摘出手術を行いました。復帰後、３戦めとなる５歳４月の東京・ダート1400ｍ牝馬限定戦では最後の直線で外からジリジリと伸びて４着、続く５月の東京・ダート1400ｍ戦では中団でレースを進めると、最後の直線は外からいい脚で追い込んできましたが、前とは差があり３着でした。６月23日の東京・ダート1400ｍ戦では馬群後方を追走しましたが、直線を迎えたところで走りが乱れてしまい、競走を中止しています。レース後、無事が確認されましたが、左前脚の歩様が良くないため、JRA獣医師によるレントゲン検査を行ったところ、左前脚第一指骨の骨折が判明し、全治３カ月の診断を受けました。骨片が遊離していますが、症状としては軽いため、６月28日にJRAの診療所にて立位で骨片摘出手術を行っています。
本馬は昨年５月にも左前脚の骨折に見舞われており、またそれ以前から左前脚繋靭帯の腫れに悩まされてきました。今回の骨折自体は軽度との診断ですが、復帰までの過程で順調さを欠く可能性が高いことが予想されることから、ここを限界と判断し、中央競馬を抹消してオークションに出品することにしました。本馬は先月６月28日に左前脚の骨片摘出手術を立位で行っており、しばらく休養が必要ですが、骨折前は１勝クラスで３着の成績を挙げており、力を出せる状態でしたら、地方競馬でも活躍できる可能性はあります。新しい環境での活躍に期待します。本馬はこれまでに左前脚の繋靭帯炎を発症し、左前脚は２度、右前脚は１度骨片摘出手術を行っています。上記記載内容をよくお読みの上、ご入札ください。また上記記載の疾病につきましては、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。
また血統面では、本馬は名牝フサイチエアデールの系統で、祖母ライラプスはクイーンカップ-JPN3に優勝するなど３勝、母プロクリスは特別勝ち含む４勝を挙げました。本馬の半妹のクリオズナが１勝、半妹テウメッサが今年のアネモネＳに２着に入り、桜花賞に駒を進め、その後２勝めを挙げています。名牝系であるとともに近親に活躍馬が多数のファミリーですので、将来繁殖牝馬としても期待できます。


※2024年6月23日の競走中に疾病（右前肢跛行）を発症したため、最後の直線コースで競走を中止しています。

※2024年6月25日、左前脚第一指骨骨折が判明。事故見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）の適用を受けています。同月28日にJRAの診療所にて立位で骨片摘出手術を行っています。

※2023年5月10日（4歳時）、左前脚第一指節種子骨骨折が判明。見舞金9号(競走中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上出走できなくなった場合)を受給しています。翌月に両前脚第一指骨と左前脚球節部の外側種子骨尖部の骨片摘出手術を実施しています。

※2021年05月21日（2歳時）、左前脚の繋靭帯炎を発症。同年8月より騎乗運動再開しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
7月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：有限会社ノーザンレーシング（インボイス登録あり）