アメリカンミューズ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

アメリカンミューズ (JPN) をご紹介いたします。

父はアメリカンペイトリオット (USA) です。アメリカにおけるトップスタリオンの1頭、War Front (USA) の産駒で、メイカーズ４６マイルＳ (米・G1) の勝ち馬です。2021年にデビューした初産駒からスプリングS (G2) 勝ち馬ビーアストニッシド、2世代目産駒からも小倉2歳S (G3) 3着のシルフィードレーヴが輩出。地方競馬においてもグラインドアウトがル・プランタン賞など重賞2勝を上げた後、関東オークス (Jpn2) において3着入着を果たすなど、芝・ダート共に活躍馬が出現しております。

母はJRA競走3勝、準オープンクラスにおいても3着入着を果たしたサンデーミューズです。本馬の全姉ルミネイトはJRA競走において特別勝ちを含む2勝、おじにはJRA競走4勝のベルニーニ、3代母シンコウビューティからはオープン競走2勝、AR共和国杯 (G2) 2着のハッピールックなどが輩出。そのファミリーには、本年のオークス (G1) を制したチェルヴィニアも名を連ねます。

本馬は2023年10月7日、東京の芝1600ｍで行われた2歳新馬戦においてデビューしました。18頭立ての17番枠からのスタートで、発馬で遅れた為に終始最後方を追走する形となり、直線を迎えても伸びきれず、３秒１差の16着でゴール。また、レース後に右第一指骨近位の剥離骨折が判明し、休養を余儀なくされました。

その後2024年3月から乗り運動を再開し、同年７月６日、福島の芝2000ｍ戦において競走復帰となりました。18頭立ての18番枠と再び外枠でしたが、今回はスムーズに馬群に収まり、12番手と隊列やや後方の外目をキープ。直線に向くと大外に持ち出されながら脚を伸ばしましたが、上位争いに加わることはできず、1秒8差の15着。このタイミングで、現状の能力ではJRA競走において勝ち上がりを決めることは難しい、と判断しての上場となりました。

2戦目ではレース内容が良化し、勝ち馬とのタイム差も着実に詰めておりましたので新天地でさらなる鍛錬を積み、秘めた才能を開花させてほしいと願っております。また、上述の血統背景と併せまして、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な1頭ではないでしょうか。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・右前肢に蟻洞有り

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2023年10月7日のレース後に右第一指骨近位の剥離骨折が判明。事故見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）の適用を受けています。同月13日に関節鏡による骨片摘出手術を実施しています。2024年3月から乗り運動を再開し、2024年7月6日に競走復帰しております。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ミッドウェイファーム（茨城県行方市蔵川）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
7月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）