トンボ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のドレフォンはストームキャット系のジオポンティ直仔で、3歳時にキングズビショップSとブリーダーズCスプリントに優勝してエクリプス賞最優秀短距離馬に選出。4歳時にはフォアゴーSを制し、翌2018年から本邦で種牡馬入りしています。初年度産駒からジオグリフが皐月賞に優勝し、その後もNHKマイルC3着のカワキタレブリー、阪神大賞典2着のワープスピードなど多数のオープン馬を輩出。現3歳では交流GⅠ昇格初年度の羽田盃で3着に入ったフロインフォッサルや関東オークス馬のアンデスビエントなどが活躍しています。産駒の活躍範囲は芝、ダート、また距離の長短を問いません。

いっぽうの母系ですが、母のエポキシは未勝利。きょうだいはひとつ上の半兄ショーモンがデイリー杯2歳SとアーリントンCで3着に入るなど4頭がJRAで勝利し、2頭が地方競馬で勝ち鞍をあげています。2代母のシーズアンは英G1チヴァリーパークSの勝ち馬で、伯父のビーオブザバンが4勝をあげるなど母のきょうだいは7頭がJRAで勝ち上がっています。また本馬の従姉妹にはニュージーランドT2着のシーズンズギフト、従兄弟には兵庫の菊水賞を勝ったベルレフォーンがいます。3代母サンセットカフェからは英G2ジョッキークラブSなど重賞3勝のユニヴァーサルが出ているほか、英チャンピオンS2着馬で重賞3勝のインセイシャブルも同じファミリーです。

本馬は2022年の北海道セレクションセールにて4290万円で取引されました。
2024年2月4日の小倉芝2000m新馬戦でデビュー。馬体重は518キロでした。好スタートから先行勢のすぐ後ろに付けますが、向正面で位置取りを下げてしまいました。そのまま12頭立ての10着での入線で、勝ち馬との着差は2秒9でした。
2戦目は3月23日の阪神で、ダート2000m戦に出走。2番手の外から追走しますが、4コーナー手前から手応えが怪しくなり、1着馬から5秒0差の11着敗退でした。
6月1日の京都では芝1600m戦にエントリー。ゲートの出は良かったものの、流れについていけず最後方からのレースとなります。直線で追い上げてバテた馬を数頭交わしたものの前と差は詰まらず、2秒7差の10着に敗れています。
7月14日の小倉芝2000m戦でも追走に苦労する形となり、離された最後方からの競馬となりました。3コーナーから数頭交わしたものの、1着馬から5秒3差の15着での入線。タイムオーバーによる出走制限と３走成績による出走制限を課せられました。
全体的に緩さが残っており、仕上がり途上とあってスピード不足な面が否めません。そこで地方競馬でリスタートして使いながら良化を待つほうがいいとの結論から、このたびのオークション出品となりました。
ゲート自体は悪くなくタイプだけに、成長してレースで流れに乗れるようなら変わり身があると考えています。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・両前肢蟻洞
・全身皮膚病

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2024年8月14日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2024年7月14日（日）　3回小倉6日　4R　3歳未勝利　　芝2000m（重）
　　　結果15着　　タイム2:10.1（1着馬からのタイム差5.3秒、5着馬からのタイム差4.0秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
7月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：本間 茂（インボイス登録あり）