インヴェスター　　セン３歳　　※中央競馬　登録抹消

インヴェスター (JPN) をご紹介いたします。

父はバゴ (FR) です。現役時代は凱旋門賞を含むG1競走5勝の成績を収め、日本で種牡馬入りを果たしました。初年度産駒から菊花賞 (G1) を制したビッグウィーク、フラワーC (G3) 勝ち馬のオウケンサクラが輩出。その後も数々の活躍馬を送り出し、2020年にはクロノジェネシスが春秋グランプリ連覇を達成しました。

本馬は数々の活躍馬が輩出するファミリーの出身です。おじには2歳・3歳ダートチャンピオン、NAR年度代表馬には4度選出され、2歳から7歳にかけてG1レース6勝を挙げた名馬フリオーソや、大井記念などを制しダイオライト記念 (Jpn2) では3着入着を果たしたトーセンルーチェ、おばには鞍馬S (OP) を制したルナフォンターナなどが名を連ねます。

本馬は2023年9月10日、中山・芝1600m戦でデビューを迎えました。まずまずのスタートを切り、馬群中団の7番手からレースを進めます。その後4コーナーに入る段階でポジションを下げてしまい、直線では末脚を伸ばして巻き返すものの、1.4秒差の10着でゴール。勝ち馬のシックスペンスは後に無敗でスプリングS (G2) を制してダービーへ駒を進めており、さらに本馬が0.1秒差に負かした11着馬は後に勝ち上がりを決めるなど、非常にハイレベルなデビュー戦となりました。

続く同年11月18日、福島・芝1800m戦では大外の16番枠からの発走、加えて発馬後に他馬との接触がありスムーズな発馬とならず、後方15番手からの競馬となりました。直線を迎えると勝ち馬と同様の上がりタイムで追い込みますが、前半でのロスが響き勝ち馬と1.7秒差の10着。しかしながら、ここでも1.1秒差に負かした相手を含む3頭がその後勝ち上がりを決めており、強豪相手に健闘しました。

その後、去勢手術を実施し、約4か月の休養を挟んだ後に2024年3月7日のJRA交流競走、ベストビット特別 (船橋・1700m) に出走。スタートで他馬に寄られたものの、行きっぷりの良い出足で先団に取り付き、後続を離した3番手を追走します。3-4コーナーにかけて先行勢から離されたものの、最後まで末脚を伸ばし4着でゴールしました。

キャリア初の掲示板圏内を確保した本馬でしたがこの度、現状の能力ではJRA競走での勝ち上がりは難しいと判断し、この度の上場に至りました。去勢手術後に体重が減り、コンディションの回復に時間を要した為に術後の出走回数が少なくなってしまいましたが、初ダートとなった前走で着実な前進のあった本馬ですので新天地で更なる鍛錬を積み、秘めた才能を開花させて欲しいと願うばかりです。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・前走後に右前腱周囲炎と診断され休養を挟みましたが、現在は問題ありません。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2023年11月28日（2歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ミッドウェイファーム（茨城県行方市蔵川）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
7月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）