クィーンミツコ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のレッドファルクスはスウェプトオーヴァーボードの産駒で、史上3頭目となるスプリンターズS連覇を達成。6歳時には他に京王杯スプリングCに勝ち、高松宮記念と安田記念でも3着に入るなどの活躍から最優秀短距離馬に選出されています。2019年から種牡馬入りし、初年度産駒である現4歳ではこれまでに66頭が出走して43頭が勝利をあげています。また現3歳世代ではサノノスピードが高知の黒潮皐月賞で2着、笠松のキャッシュブリッツは駿蹄賞で3着、東海優駿では2着に入っています。産駒は父同様に芝、ダートを問わない走りを見せています。

いっぽうの母系ですが、母のコスモアンダルシアはJRA芝戦で2勝。半兄のコスモルシオは川崎で5勝、グラナダローズは高知で5勝をあげています。また2代母コスモリビーと叔母のマイネパシオーネがJRAで1勝、伯父のコスモリョウゲツは岩手で7勝をマークし重賞のOROカップに勝利しています。3代母のロビニアの仔でG2カナディアンＨ2着のケイマンサンセットからは英G1コロネイションSと仏G1ロートシルト賞に勝ったケマー、菊花賞馬アスクビクターモア、さらに英G1フィリーズマイルを制したプリティゴージャスなどが出ており、活力十分なファミリーです。

本馬は2023年の北海道トレーニングセールで935万円にて取引されています。
8月の札幌芝1500m新馬戦でデビュー11着。馬体重468キロでした。後方からの競馬となりラストで差を詰めようとしたものの1着馬から1秒0差の11着での入線でした。
10月の東京ではダート1400m戦へ出走も最後方からの追走となり16着。11月の福島ダート1150m戦は10着、暮れの中山ダート1200m戦では中団のインからレースを進めるも直線で止まってしまい16着に敗れています。
今年は5月の東京芝1400m戦から復帰。中団追走もラストで伸びがなく17着。続く6月の函館ダート1000m戦では後方からの競馬で12着敗退でした。
そして7月13日の函館芝1200m戦でもゲート出自体は悪くなかったものの、その後のスピードがなく後方3、4頭目からのレースとなり勝ち馬から1秒6差の13着。レース後に３走成績による出走制限を課せられています。中央ではスピード不足が否めない現状であり、環境を変えて地方でリスタートすべくオークション出品となりました。
父も古馬になってから本格化しており、きょうだいもJRA未勝利後に地方で勝ち鞍をあげています。本馬も同じようにレースを使いながらの変わり身に期待です。
なお本馬は牝馬特有のテンションが上がりやすいところがあります。そのあたりに注意が必要です。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
7月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：柳内 光子（インボイス登録あり）