グランドフォレスト　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のリアルインパクトはディープインパクト産駒で、3歳時に安田記念に優勝。古馬になってからは阪神Cを連覇し、7歳時の豪ジョージライダーSでふたつ目のG１制覇を果たしました。2016年から種牡馬入りし、初年度産駒のラウダシオンがNHKマイルCに勝利。その後もモズメイメイがチューリップ賞と葵Sを制したほか、シャトル先のオーストラリアではG2 BRCヴィクトリーSの勝ち馬カウントドルピーや豪ダービー3着のスイズロをはじめとする活躍馬を輩出。地方競馬でもティーズダンキーが名古屋の梅桜賞を、プルタオルネは船橋の平和賞に勝利しています。

いっぽう母系ですが、母グランドウイズダムは1戦未勝利。半兄のグランドゴールドはJRA2勝クラスに在籍中です。また2代母グランドグリーンは1勝馬で、伯父に小倉日経オープンを勝ったガンダーラや小倉2歳S3着のスーサンライダーがいます。3代母メタモルフォースは米G1ゲイムリーHの勝ち馬。遡ると4代母ノルミアからは仏愛でダービー馬となったドリームウェルや、その半弟で仏ダービーやアーリントンミリオンSなどG1を6勝しスラマニ、本邦ではダートではオープンクラスで活躍したプロトコルなどが出ています。

本馬は2023年12月23日の中山芝1800m新馬戦でデビュー。馬体重は474キロでした。まずまずのスタートから2番手に追走し4コーナーでは先頭に並びかけますが、ラストの伸びが緩く勝ち馬から0秒4差の7着に敗れています。
今年2月の東京ではダート1600m戦へ出走。3番手の外にからレースを進めたものの、直線で差されてしまい9着敗退。4月の中山ダート1800m戦では後方3頭目からの追走となり8着。中1週の東京芝1400m戦では1着馬から1秒4差の13着。5月の東京芝1800m戦では先行集団に位置取りますが、直線で伸びがなく14着での入線でした。
そして7月13日の福島芝1800m戦でも先行グループのすぐ後ろから追走しますが、徐々に手応えが悪くなり15着でのフィニッシュ。勝ち馬との着差は3秒0でした。
これまで6戦に使われましたが、JRAで続戦していくにはワンパンチ足りない現状です。そこで地方へ移籍してリスタートするほうがいいとの考えから、今回のオークション出品となりました。
先行できる力があるのは地方競馬ではアドバンテージであり、レースを使いつつ力をつけていけば変わり身が見込めそうです。

落札後のキャンセルや価格交渉、経費負担のご要望には一切応じられませんので、上記を十分にご理解いただき、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願い申し上げます。すぐにレースへ向かえる状況ではありませんので、不安がある方は現地で獣医検査を受けるなど、事前に状態把握をしていただくか、ご納得をいただいたうえで、ご入札をいただけますと幸いです。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※KSトレーニングセンター（茨城県牛久市奥原町）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
7月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：田畑 利彦（インボイス登録あり）