ムーンブルー　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

ムーンブルーをご紹介いたします。

父アドマイヤムーンは現役時にドバイデューティフリー (G1)、ジャパンC (G1)、宝塚記念 (G1) などを制し、2007年の年度代表馬に選出されました。種牡馬入り後はそのスピードを産駒に伝え、ファインニードルやセイウンコウセイなどのG1スプリンターを筆頭に、これまでに8頭の重賞勝ち馬を送り出しています。

本馬のきょうだいにはエリザベス女王杯 (G1) 3着のピクシープリンセス、霜月S (L) を制したジョヴァンニ、JRA競走4勝、後に門別競馬場にて赤レンガ記念を制したフローリンがおります。また、めいのピクシーメイデンはJRA競走において３勝を挙げ、獲得賞金8900万円を記録。おいのパワーブローキングはアンタレスS (G3) 4着の実績を持つオープン馬と、近親には活躍馬が並びます。また3代母である偉大なFall Aspen (USA) から広がるファミリーには伝説の名馬Dubai Millennium (GB) やティンバーカントリー (USA)、桜花賞を制したレジネッタ、G1レース4勝のRibchester (IRE) などが名を連ねており、本馬はこの世界に誇る名牝系の出身となっております。

本馬は2023年9月10日、中山・芝1600m戦でデビューを迎えました。スタートから折り合い重視で９-10番手からレースを進めると、直線では進路を外に変更するロスがありながら上がりタイム4位の末脚で追い込み、0.6秒差の7着でゴール。勝ち馬のシックスペンスは後に無敗でスプリングS (G2) を制してダービーへ駒を進めた活躍馬。さらに0.9秒差に負かした11着馬は後に勝ち上がりを決めており、本馬も強敵相手に善戦しました。

続く2戦目は同年10月9日、東京・芝1800m戦に出走しました。まずまずのスタートを決め5番手をキープ。直線では雨の降る稍重の馬場状態の中、懸命に前を追いますが末脚は不発に終わり、1.7秒差の7着。しかし勝ち馬は後にスイートピーS (L) を制したコガネノソラ、1.4秒差の2着馬ポッドテオはジュニアカップ (L) 3着、アーリントンカップ (G3) 5着入着馬と、初戦と続けてハイレベルなレースとなりました。

その後4戦を消化するも勝ち上がりを決める事は叶わず、2024年7月13日、函館・芝1200m戦において1.7秒差の14着となったタイミングで、現状の能力では勝ち上がりを決めることは難しいと判断し、この度の上場となりました。ダートは1戦のみで、2024年3月17日、中京・ダート1400mに出走した際はスタートのタイミングが合わずに最後方からのレースとなりましたが、徐々にポジションを押し上げ直線ではスムーズに外に持ち出されると、上がりタイム3位の末脚を披露し、次戦で勝ち上がりを決めた6着馬と0.2秒差の10着でゴール。ハイレベルな相手とのレースを重ねてきた本馬ですので、新天地で更なる鍛錬を積み、スムーズな競馬ができれば更なる上昇も見込めるかもしれません。本馬の活躍を心より願っております。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は8,250円/日（税込）です。
7月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）