メイショウテンヨウ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のメイショウボーラーはタイキシャトルの産駒で、2005年のフェブラリーS優勝馬。ほかに芝とダートで重賞を各2勝しており、朝日杯FSとスプリンターズSでは2着、皐月賞とNHKマイルCでも3着に入っています。2008年からスタッドインし、ニシケンモノノフがJBCスプリントをはじめダート交流重賞を4勝。またエキマエが兵庫チャンピオンシップ、ラインミーティアがアイビスサマーダッシュを制するなど、産駒は父同様に芝、ダートの双方で活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のクリアーパッションはJRA1勝。きょうだいは半兄メイショウムートが岩手と北海道で計7勝、同じく半兄のメイショウヤナガセは金沢と笠松で計3勝をしています。2代母のクリアーパスは米3勝で、本馬の従兄弟にはキーンランドCとオーシャンSに勝利したヴェントヴォーチェや、朝日杯FS2着馬のエコロヴァルツがいます。3代母のマサケは米G3ハニムーンHの勝ち馬でハリウッドオークスの3着馬。遡るとカリフォルニアンSなど米G1を3勝したジヤツジアンジエルーチ、ブルーグラスS勝ち馬ウォー、ジョンヘンリーH勝ちのピースなどと同じファミリーの出です。

本馬は2022年の北海道サマーセールで330万円にて落札されています。
2023年10月7日の東京ダート1300m新馬戦でデビュー。馬体重は440キロでした。中団を追走し4コーナーでは位置取りが悪くなりますが、そこから少しずつ差を詰めて7着での入線。勝ち馬との着差は2秒2でした。中1週の新潟ダート1200m戦では先行グループのすぐ後ろから追走しますが、ラストでの伸びがなく2秒1差の11着敗退。
今年2月の小倉芝1200m戦では後方４、5頭目からのレースとなりました。直線で外から追い上げましたが1着馬と0秒9差の9着に敗れています。5月の新潟芝1200m戦では中団追走からじりじりとしか伸びず10着でのフィニッシュでした。
そして7月13日の小倉芝1200m戦では後方からレースを進め直線で追い出すも、前との差は詰まらず1秒5差の10着。レース後に３走成績による出走制限を課せられました。
徐々に調教で動けるようになるなど気配も良くなっていますが、線が細く現状では非力な感が否めません。このタイミングでオークションへ出品し、地方でレースを使いつつ力を付けていくのが良いと考えています。
きょうだいも地方競馬で勝ち鞍をあげており、本馬も成長していけば十分な変わり身が見込めるのではないでしょうか。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※キャニオンファーム栗東（滋賀県栗東市井上）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
7月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本 好雄（インボイス登録あり）