マダムカリーニョ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のリッチーリッチーはガリレオ系のテオフィロ産駒で、現役時代はアイルランド産の外国産馬としてJRAの芝2000～2400mで計4勝。5歳時には格上挑戦となったダイヤモンドSで4着に入っています。2019年から種牡馬入りし、初年度産駒は4戦して未勝利だったアッチェレランド1頭のみ、2年目となる現3歳世代も本馬のみが競走馬登録されています。

いっぽうの母系ですが母のブブールチャチャはJRA未勝利。半姉ストームブレイカーは岩手で5勝しています。2代母のホットチャチャは米G1クイーンエリザベス二世チャレンジCを制すなど重賞4勝。叔父のエタリオウは菊花賞2着馬で日経賞など3つのGⅡでも2着、またサンデージャックは2勝、ジュントネフも1勝をあげています。叔母のペレとアドマイヤチャチャが2勝し、リアリーホットも大井で2勝をマーク。遡ると5代母で米G1イエローリボン招待S3着のインフィニットからは米G1テストSをはじめ重賞4勝のベラソフィアが出ています。

本馬は2024年2月17日の東京ダート1600m新馬戦でデビュー。馬多重は498キロでした。中団後方からの追走となり、出走メンバー中3位タイの上がり3ハロンをマークしたものの勝ち馬から1秒2差の6着に敗れています。
中2週で出走した中京ダート1800m戦では13頭立ての9番手の位置取りとなり、直線で外から少しずつ差を詰めたものの6着での入線。1着馬との着差は3秒0でした。さらに中1週の同距離戦でも同じようなポジションからのレースとなりましたが、1秒6差の11着敗退でした。
その後は休養を挟み、7月16日の盛岡芝1700m交流戦へエントリー。好位グループのインからの追走となり、直線では出走メンバー中2位タイの上がり3ハロンで差を詰めるも1/2馬身+ハナ差及ばずの3着でした。
元々両前の腱が太い馬でしたが、レース後に左前の屈腱炎発症が明らかとなりました。損傷率は出ませんでしたが18号見舞金の適用となり、休養を余儀なくされることから今回のオークションへの出品となりました。
芝とダートの双方で速い上がりをマークしているように、力があるのは確かです。お時間を頂戴しますが、復帰を果たせば地方競馬で活躍してくれるものと考えています。
なお本馬は旋回癖があります。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年7月に左前屈腱炎を発症。事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※旋回癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は8,250円/日（税込）です。
7月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ラ・メール（インボイス登録あり）