ディアアリーチェ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父キズナは第80代の日本ダービー馬で、海外でもニエル賞を制し、凱旋門賞では歴史的名牝TREVEの4着と健闘。鋭い末脚を武器に重賞5勝を挙げました。スタッドイン後は1、2年目そして2020年と200頭を超える種付けを行っており、2019年よりデビューとなった初年度産駒たちが2歳戦を熱く盛り上げ、ファーストシーズンチャンピオンサイアーの座を獲得。アカイイト（エリザベス女王杯）やディープボンド（フォワ賞、阪神大賞典連覇、京都新聞杯）、マルターズディオサ（チューリップ賞など重賞2勝、阪神JF2着）といった重賞ウイナーを次々に誕生させると、セカンドクロップからはソングライン（安田記念連覇、ヴィクトリアマイル、富士S、1351ターフスプリント）やバスラットレオン（ゴドルフィンマイル、NZT、1351ターフスプリント）、ファインルージュ（重賞2勝、秋華賞、ヴィクトリアマイルともに2着）、以降もアスクワイルドモア（京都新聞杯）やシックスペンス（スプリングS）、ジャスティンミラノ（皐月賞など重賞2勝、日本ダービー2着）、ジューンテイク（京都新聞杯）などのスター候補が続々登場。交流重賞や地方重賞ウイナーも送り出しており、次代のトップサイアーの座を狙っています。

母系に関しては、母ティロレスカが亜G1フェリックスデアルサガウンスエ大賞典、マイプ大賞など重賞4勝を挙げた実績馬。デビューした1頭の半兄サンライズプライドは兵庫3勝を挙げています。

2022年のセレクトセール出身（5170万円）の本馬は、今年3月9日の阪神芝1600mで既走馬相手にデビュー。若干立ち遅れて15頭立ての中団後方追走となると、直線で差を詰め切れず、勝ち馬から1秒1差の8着に敗れてしまいます。中1週の阪神ダート1800mでは16頭立ての好位集団の一角を追走しましたが、3～4コーナーで苦しくなって後退し、3秒8差の最下位。1カ月半あけての次戦は再び芝に戻しての新潟芝2000mで、14頭立てで先手を奪って0秒6差の6着に善戦すると、約2カ月後の函館芝2000mでは16頭立てで0秒1差の2着に逃げ粘ります。さらなる前進を期した前走は中1週で先週7月20日の札幌芝1500mに臨みましたが、14頭立ての大外枠から中団追走となり、直線も伸び切れず0秒5差の6着に終わっています。

前走は先行できず、リズムも良くなかった印象です。権利を外してしまい、このタイミングでオークション出品となります。良化の余地を残しており、時間があればよかったのですが、残念でなりません。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※抹消手続きの都合上、書類は後日、郵送となります。予めご了承ください。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ノーザンファーム早来（北海道勇払郡安平町早来源武）に在厩しており、預託料は13,750円/日（税込）です。
7月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：TNレーシング（インボイス登録あり）