クーネルアソブ　　牡３歳　　※地方競馬　在籍

父ロードカナロアは難攻不落とされた香港スプリントを連覇するなど、短距離界の絶対王者として一時代を築き上げました。種牡馬としても初年度から歴史的名牝アーモンドアイ（牝馬三冠、ジャパンC2回、ドバイターフなどG1・9勝）をはじめとして、ダノンスマッシュ（香港スプリント、高松宮記念など重賞8勝）やステルヴィオ（マイルCS、スプリングS、朝日杯FS2着）、ダイアトニック（スワンS2回、阪神Cなど重賞5勝、高松宮記念3着）などが輩出。2世代目以降もサートゥルナーリア（皐月賞、ホープフルS）やパンサラッサ（サウジC、ドバイターフ、天皇賞・秋2着）、ダノンスコーピオン（NHKマイルC）、ファストフォース（高松宮記念）、ブレイディヴェーグ（エリザベス女王杯）、ベラジオオペラ（大阪杯）、レッドルゼル（JBCスプリント、フェブラリーS2着、ドバイゴールデンシャヒーン2着2回）、Tagaloa（MRCブルーダイアモンドS）といったG1ウイナーが誕生しています。亡きキングカメハメハの強力後継者として令和時代のチャンピオンを担う存在となっています。

母系に関しては、4代母Magic of Lifeが英G1コロネイションS、G2ミルリーフS優勝馬で、祖母チューニーはクイーンC勝ち、オークス2着の実績馬。伯父にフジマサエンペラー（東スポ杯2歳S2着）、いとこにゲッカコウ（フラワーC2着）がいる他、近親にもアズマビヨンド（阪神ジャンプS）といった重賞活躍馬が並びます。母トロワボヌールも優秀で、クイーン賞2回、スパーキングレディーCと交流重賞3勝、JBCレディスクラシック2着と活躍。兄姉は半兄トロワエスポワールがJRA芝1勝、半姉プチボヌールがJRAダート1勝と、2頭ともに勝ち上がっています。

本馬は、2023年9月28日の船橋ダート1000mでデビュー。8頭立ての後方3番手から差を詰め切れず、勝ち馬から1秒4差の4着に敗れてしまいます。1カ月後の船橋1200mも10頭立ての7着（1秒7差）と苦戦しましたが、さらに1カ月経ての同舞台では馬体重489㎏と16㎏増やし、8頭立てで逃げて0秒5差の3着。その後もほぼ1カ月ごとに同舞台で走りながら12月に4着（0秒6差）、3歳1月に3着（0秒1差）と好走を続けます。初勝利も間近と思わせましたが、2月以降も善戦どまりの内容で、8戦して2着2回が最高。前走は先週7月21日の西瓜特別（船橋1500m）に臨みましたが、10頭立ての5番手から伸びを欠き、4秒4差の最下位に終わっています。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・かぶり気味の肢なので、両膝が腫れぼったくなる時がありますが、検査では問題なかったです。
・左前に骨瘤がありますが、痛みはなく使っています。右前にも小さな骨瘤が見受けられます。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
ここ2戦は夏負けの状態だったので参考外といえます。2カ月くらいは休養を入れた方がいいと思います。前向きさに欠ける面があり、できれば先行させたい馬なので、スタートを決めるために尾持ちで対応していました。（船橋競馬・渡邊貴光調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
7月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム（インボイス登録あり）