クリノビッグママ　　牝４歳　　※地方競馬　在籍

父ストロングリターンは6歳時に当時の日本レコードタイムで安田記念を制覇。スタッドイン後の2017年には新種牡馬として二世が真っ先に勝ち名乗りを上げました。中央ではリステッド2勝を含めOP特別を3連勝したプリンスリターン（シンザン記念2着、アーリントンC3着、函館2歳S3着）をはじめとして、ツヅミモン（シンザン記念2着）やペイシャルアス（カンナS）、フラリオナ（ききょうS2着）などがオープンで活躍。地方でもニジイロハーピー（園田・のじぎく賞など地方重賞3勝、名古屋・東海優駿3着）やジェッシージェニー（名古屋・秋桜賞など地方重賞3勝）、クロールキック（水沢・スプリングC、寒菊賞）、テツ（金沢・MRO金賞）、アドワン（園田・園田プリンセスC）、ペイシャシオン（名古屋・名港盃）、ブローヴェイス（盛岡・サファイア賞）、フレアリングダイヤ（大井・金盃2着）などが全国の重賞を賑わせるなど、芝はもちろんダートもまったく苦にしないことから、玄人好みの頼れる存在として人気を博しています。

母系に関しては、きょうだい2頭は不出走ですが、母クリノツネチャンは園田2勝。叔父にセカンドテーブル（京王杯2歳S、CBC賞2着）がいる他、近親にコレクションボス（盛岡重賞・オパールC）がいます。

本馬は、美浦・石毛善彦厩舎から2022年11月6日の東京ダート1300mでデビュー。16頭立ての3番手を追走しましたが、直線で伸び切れず、勝ち馬から3秒3差の15着に敗れてしまいます。その後もコンスタントに走りながら6、8、10着と進境はうかがえませんでしたが、3歳1月の小倉ダート1000mで11頭立ての中団後方からメンバー2位の上がりで追い上げ、0秒8差の5着と初めて掲示板を確保。中2週で初芝の小倉芝1200mの11着（0秒9差）を経て、4月の福島ダート1150mで16頭立ての中団からジリジリと伸びて1秒0差の3着に好走します。さらなる前進が期待されましたが、以降は4戦して5着1回が最高。8月26日の札幌ダート1000mで12頭立ての7着（1秒2差）に敗れたのを最後に兵庫競馬へ移籍となります。

兵庫・橋本忠明厩舎での初戦は、8カ月あけての今年5月9日の園田ダート820m。8頭立ての4番手から伸び切れず、2秒2差の6着に敗れてしまいます。以降も進境は感じられず、3戦して9着2回が最高。前走は先週7月17日の同舞台で、12頭立ての後方4番手から伸びを欠き、1秒1差の9着に終わっています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
放牧先でリセットし、園田で使ってきましたが、重い馬場が合わない印象で、スピードとパワー不足が否めません。他場でのリスタートに期待します。（園田競馬西脇・橋本忠明調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ホースライフ（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
7月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：栗本 依利子（インボイス登録あり）