オメガサミット　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のミッキーアイルはディープインパクト直仔で、2歳秋から5連勝でNHKマイルCに優勝。古馬になってからはマイルCSを制し、2016年の最優秀短距離馬に選出されています。翌年からスタッドインし、初年度産駒のメイケイエールが父同様に芝の短距離路線で活躍しセントウルSをはじめ重賞を6勝。ナムラクレアも1200mの重賞を4勝し2度のGⅠ2着があります。いっぽうダートではデュアリストが兵庫ジュニアグランプリ、ウィリアムバローズが東海Sに勝利。父の快足を受け継いだ産駒が多く、活躍の場は芝、ダートを問いません。

いっぽうの母系ですが、母のプリエンプトはJRAダート戦で2勝。2代母のスウィフトテンパーは米G1ラフィアンＨの勝ち馬で、伯父のスウィフトレイドはJRAダートで5勝をあげオープン入り。叔母のブリッツアウェイも3勝をマークしています。遡るとアシュランドSなど米国G1を3勝した4代母ゴージャスからは、英G1ファルマスS勝ち馬ミュージックショー、テストSやバレリーナSなど米国G1を4勝のタービュレントディセントが出ています。またブリーダーズCターフなどG1を6勝し、ジャパンCで3着に入ったファンタスティックライトも同じファミリーです。

本馬は2021年のセレクトセールにて2090万円で落札されています。
2024年1月8日の京都芝1600m新馬戦でデビュー。馬体重は472キロでした。後方からの競馬となりましたが3コーナーから仕掛けていき中団の外に進出。もっともラストは止まってしまい勝ち馬から2秒2差の12着でした。
3月の阪神芝1600m戦でも後方3頭目からの追走となったものの、出走メンバー中1位の上がり3ハロンをマークして差を詰めて7着。1着馬との着差は1秒2でした。4月の京都芝1600m戦では先行グループのすぐ後ろに位置取りましたが、直線ではジリジリとしか伸びず9着敗退でした。
5月の京都ではダート1800m戦に出走。中団からの競馬となりますが、直線で一杯になってしまい勝ち馬から3秒4差の12着に敗れています。そして7月18日の札幌芝1500m戦では後方からのレースとなり14頭立ての13着。調教パターンを変えたことで馬体重が前走から16キロ減となったことも影響したようです。
ここまで5戦を消化しましたが成長途上で非力な感が否めません。そこで環境を変えて地方でリスタートしてレースを使いつつ成長を待つほうがいいとの結論に至り、今回のオークション出品へとなりました。
騎乗者から背中は良いものがあるとの評価もあり、良化余地も十分あるものと思われます。レースを使っていけば変わり身が見込める馬だと考えています。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
8月3日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム（インボイス登録あり）