ドレスウェル　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のシニスターミニスターはエーピーインディ系のオールドトリエステ直仔で、米G1ブルーグラスSを制覇し2008年より本邦でスタッドイン。これまでにチャンピオンズCとJBCクラシック、帝王賞に優勝のテイオーケインズやJBCクラシックと帝王賞を制したキングズソードなどを輩出したほか、ドライスタウトが全日本2歳優駿、ヤマニンアンプリメはJBCレディスクラシックを制しています。ミックファイアが南関東三冠を達成した昨年はダート総合とNARでのリーディングサイアーに輝いており、人気を集める種牡馬です。

いっぽうの母系ですが、母のカシュカシュはJRAダート戦を5勝しオープン入り。半兄のサンライズアリオンも今年1月の小倉戦で4勝目をあげオープン入りを果たしており、半姉のディーバサンライズも2勝。また伯母のサンクスノートは京王杯スプリングCの勝ち馬で、伯父のマヤノオスカーはJRA1勝後に金沢と東海地区で計9勝し北国王冠など重賞を4勝。また従姉妹のプリンセスバリューも南関東など地方競馬で15勝し、金沢の読売レディス杯に勝利しています。遡ると4代母のスリートロイカズは仏1000ギニー、凱旋門賞、ヴェルメイユ賞、サンタラリ賞とG1を4勝した名牝です。

本馬は今年3月2日の阪神ダート1400m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は426キロでした。ゲートが良くなく離れた最後方からのレースとなり、直線でバテた馬を交わしたものの13着での入線。1着馬との着差は3秒6でした。
中2週の同距離戦では中団グループからの追走も直線で伸びがなく3秒1差の12着に敗退。休養を挟んだ6月の京都ダート1400m戦では412キロと馬体重を減らしてしまい、レースでも最後方からの追走。直線で1頭交わしたものの15着に敗れました。
そして7月28日の新潟ダート1200m戦ではまずまずのスタートから5番手につけたものの、ラストで一杯になってしまい勝ち馬から3秒1離された14着。レース後に３走成績による出走制限を課せられています。
牝馬特有の気難しい気性で、現状飼い葉も身に付かず体力不足なのが否めません。そこで地方でリスタートし、良化を待つのがいいとの考えからこのたびのオークション出品となりました。
環境を変えて気性面、体力面での成長があれば変わり身が見込める素質の持ち主であり、レースを使いつつの良化に期待です。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
8月3日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松岡 隆雄（インボイス登録あり）