フタバ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のマインドユアビスケッツはデピュティミニスター系のポッセ産駒で、3歳時に米G1マリブSを制し、古馬になってからはドバイゴールデンシャヒーンを連覇しています。2019年から本邦でスタッドインし、2022年のファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝いています。主な産駒には全日本2歳優駿とUAEダービーに優勝しブリーダーズCクラシックでも2着惜敗のデルマソトカゲや、今年の函館記念に勝ったホウオウビスケットがいます。またマルカラピットが交流重賞のエーデルワイス賞に勝利し、金沢のノブノビスケッツはMRO金杯など重賞を3勝しています。

いっぽう母系に目を移しますと、母のアミスターミノルはJRAダート戦で1勝。伯父に函館2歳SとセントウルSに勝ったアクティブミノルがおり、叔父のメイショウナリヒラも2勝をあげています。3代母ロイヤルリフからはJRAダートで5勝をマークのメイショウダグザや、ウルグアイのG2アルティガス将軍大賞で2着に入ったカードデイがいます。遡ると5代母のロイヤルフォリーからは米G1ビヴァリーヒルズH勝ち馬のコッラソーナや米G1ウッドメモリアルSを制したサーティシックスレッドや、本邦でエーデルワイス賞を勝ったマサノミネルバが出ています。

本馬は2023年7月8日の中京芝1200m新馬戦でデビューし5着。馬体重は404キロでした。好スタートから先頭に立ちますが、内から迫ってきた馬に前を譲り2番手からの追走となりました。4コーナーでいったん置かれたものの、外に出してからは差を詰め0秒4差での入線でした。
中2週の新潟ダート1200m戦へ向かうと3番手追走から直線で追い上げるも0秒2差の3着。さらに中1週で小倉のオープン特別・フェニックス賞に出走し、勝ち馬から0秒5差の2着に入っています。もっとも中1週の未勝利戦では先行グループからレースを進めるも、伸びを欠いて10着に敗れています。
休養を挟み10月の京都ダート1200m戦で復帰して0秒8差の3着に入ったものの、以降は9戦して4着1回、5着1回。近5走は中団からのレースとなっており、2歳時からの成長がうかがえません。現状JRAでは力不足であり、今回のオークション出品へと至りました。
デビューからの数戦の内容が良かったように、素質があるのは確かな馬です。環境を変えて地方のダートでリスタートして、変わり身に期待したいところです。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※朝宮ステーブル（滋賀県東近江市外町・株式会社アカデミー内）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
8月3日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：辻牧場（インボイス登録あり）