マインドユアベイブ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父のマインドユアビスケッツはデピュティミニスター系のポッセ産駒で、3歳時にマリブSを制し、古馬になってからはドバイゴールデンシャヒーンを連覇とG1を3勝。2019年から本邦で種牡馬入りし、エーデルワイス賞勝ちのマルカラピッドや全日本2歳優駿馬デルマソトガケなどの活躍で、2022年のファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝いています。デルマソトガケはその後UAEダービーに優勝しブリーダーズCクラシックでも2着惜敗するなど海外でも大活躍。いっぽう国内ではホウオウビスケットが今年の函館記念に勝ち、金沢のノブノビスケッツはMRO金杯など重賞を3勝しています。

母系に目を移しますと、母のマルカアイチャンは2勝馬。きょうだいは半兄セトノフラッパーが3勝、シャドウアプローチは2勝をあげ朝日杯FSで3着、さらにヴェルテンベルクは京都2歳Sの3着馬です。甥のリンクスターツは東海地区で9勝をマークし、重賞の新緑賞を制しています。2代母のマルカコマチは京都牝馬特別の勝ち馬で、本馬の従兄弟ミュゼスルタンは新潟2歳Sに勝利しNHKマイルCでも3着に入っています。また2代母の半兄インターフラッグはステイヤーズSを制したインターフラッグがいます。遡ると5代母ハニードリーマーからは南部杯連覇などダート交流GⅠを4勝したユートピアが出ています。

本馬は2023年12月2日の阪神ダート1800m新馬戦でデビュー。馬体重は446キロでした。中団のインを追走し、出走メンバー3位タイの上がり3ハロンをマークするも勝ち馬から1秒3差の4着でした。中1週の同距離戦9着の後、今年2月の佐賀での1400m交流戦では1秒4差の3着。そして4月13日の阪神ダート1800m戦で13着に敗れると、船橋競馬へ移籍しています。
船橋では1500m戦を3戦し、5月27日は4着、6月27日に3馬身差の2着に入ると、7月18日には逃げの手に出てアタマ差の2着惜敗でした。その後は次走へ向けての調教中に左の鼻腔から内因性と思われる出血を確認。休養が必要なため、今回のオークション出品となりました。
使いつつレース内容が良化してきただけに残念ですが、復帰後に良いパフォーマンスを見せてくれることを期待します。
なお本馬はJRA在籍時から背中に鞍傷の痕が残っています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
次走へ向けての調教後に鼻出血を確認しました。使いつつ競馬の内容も良くなって来た矢先でした。少し休養は必要だと思います。（船橋競馬・田中力調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
8月3日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉田 千津（インボイス登録あり）