マクギリス　　牡４歳　　※地方競馬　在籍

父のロードカナロアはキングカメハメハ直仔で、スプリンターズSと香港スプリントを連覇したほか高松宮記念と安田記念にも優勝。2013年には年度代表馬にも選出されています。2014年からスタッドインすると、初年度産駒のアーモンドアイが牝馬三冠を達成し、ドバイターフやジャパンCなども制してGⅠ9勝。ほかにサートゥルナーリア、ダノンスマッシュ、パンサラッサなどが活躍しており、これまでに11頭のGⅠ級勝ち馬が誕生しており、人気を集めるリーディング上位種牡馬です。

いっぽうの母系ですが、母のフィエラメンテは未勝利。きょうだいは半姉サンドクイーンとカレンソナーレがJRAで1勝をあげており、姪に今年のブルーバードCに勝ち羽田盃2着、東京ダービーで3着に入ったアンモシエラがいます。母の半姉にエリザベス女王杯馬のトゥザヴィクトリーがおり、重賞5勝のトゥザグローリーや弥生賞勝ちのトゥザワールドは従兄弟、七夕賞勝ちのメドウラークと青葉賞など重賞2勝のリオンリオンは従姉妹の仔にあたります。2代母フェアリードールからは多くの活躍馬が出ていますが、3代母のドリームディール米G1モンマスオークスの勝ち馬で、4代母のライクリーイクスチェインジも米G1デラウェアHを制している優秀なファミリーです。

本馬は2022年9月10日の中京芝1400m新馬戦でデビューし6着。馬体重は456キロでした。2戦目からはダートを使われ、2023年2月の阪神1400m戦で5着に入ったのが最先着。5月の京都戦9着後に高知競馬へ移籍します。
高知では初戦となった6月17日の1400m戦で初勝利をあげると、7月の1600m戦と1300mを連勝。12月の1400m戦で4勝目をマークしています。
今年は5月19日の1400m戦と6月15日の1300mに勝利。その後1300m戦を3着、4着した後に7月27日の1400m戦へ出走も、2番手追走から伸びを欠き勝ち馬から1秒3差の7着に敗れています。
3月後半から8戦に使われ勝利もあげているものの、連戦で背腰に少し疲れが残っている様子です。このタイミングで休養に入ることになったため、オークション出品となりました。
休養でリフレッシュし、状態が戻ればまた走ってくれるものと期待しています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
連戦で背腰に少し疲れが残っている様子です。休養が必要と思いますので出品となりました。フレッシュな状態に戻れば力を出せるでしょう。（高知競馬・打越勇児調教師）


※2024年3月12日の競走にて、感冒のため出走取消となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※高知競馬場・打越勇児厩舎（高知県高知市長浜宮田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
8月3日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：増田 和啓