レギウス　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ロジャーバローズは2019年の日本ダービー馬です。2歳8月の新潟で新馬勝ちを飾り、紫菊賞2着を挟んで福寿草特別で2勝目。続くスプリングSで7着に敗れて皐月賞への参戦はかなわなかったものの、京都新聞杯2着で賞金を加算して世代最高峰の舞台にこぎつけると、最内枠を利して2番手から直線で抜け出し、ダノンキングリーの追い上げをクビ差振り切って栄冠をつかみました。その後は凱旋門賞を見据えていたものの、8月に右前浅屈腱炎発症が判明して引退、種牡馬入りしています。初年度産駒は2023年にデビュー。7月の福島未勝利で産駒のJRA初勝利を飾ったオーキッドロマンスは続くカンナSも連勝、京王杯2歳S3着、ファルコンS2着と重賞でも好走し、パラダイスSでリステッド初勝利を挙げました。相模湖特別勝ちのオメガウインクなど産駒は続々と勝ち上がりを見せており、名馬ディープインパクトのDNAを継ぐ種牡馬として貴重な存在です。

母系に関しては、3代母シルヴアードが米G2ファンタジーS、G3ゴールデンハーヴェストHと重賞2勝、G1ゲイムリーH3着の実績馬で、近親にシルクネクサス（オールカマー、中京記念ともに2着）がいます。母バルスピュールはJRA芝2勝、ダート1勝。デビューした兄姉は半兄ジュラブスカイトが岩手2勝、タイセイブルースが金沢2勝と、3頭中2頭が勝ち上がっています。

2022年の北海道サマーセール出身（550万円）の本馬は、美浦・高橋裕厩舎から2023年7月1日の函館ダート1000mでデビュー。序盤こそダッシュ良く6頭立ての好位に付けましたが、3コーナーまでに最後方に下がってしまい、直線も伸び切れず、勝ち馬から4秒3差の最下位に敗れてしまいます。以降は芝へ転戦し、2カ月半あけての次戦は中山芝1600m。16頭立ての中団から直線はジリジリとした伸び脚となり、0秒7差の9着に敗れます。さらに3カ月半あけての小倉芝1200mも18頭立ての後方2番手から伸び切れず、1秒4差の11着に敗れましたが、中1週の同舞台では14頭立ての後方2番手からメンバー2位の上がりを駆使し、0秒3差の4着に善戦。大きく内容を良化させましたが、さらに中1週の同舞台では18頭立ての8着（1秒0差）に敗れます。さらに3カ月あけての5月以降は、厩舎の定年解散により森一誠厩舎に転厩しましたが、距離延長にも試みながら3戦して6着1回が最高。前走は先週8月3日の新潟芝2000mに臨み、18頭立ての後方3番手から伸びを欠き、1秒7差の12着に終わっています。

口向きに難しい面があり、リキんで走ってしまう現状で、もうひと息足りない印象です。

なお、右前の蹄は蹄壁の補修のため、エクイロックで装蹄しています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
8月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：石井 輝昭（インボイス登録あり）