エハバンディーア　　牝２歳　　※中央競馬　登録抹消

父のドレフォンはストームキャット系のジオポンティ直仔で、3歳時にキングズビショップSとBCスプリントに優勝してエクリプス賞最優秀短距離馬に選出。4歳時にはフォアゴーSを制し、翌2018年から本邦で種牡馬入りしています。初年度産駒からジオグリフが皐月賞に優勝し、その後もNHKマイルC3着のカワキタレブリー、阪神大賞典2着のワープスピードなど多数のオープン馬を輩出。現3歳世代ではフロインフォッサルが羽田盃で3着、アンデスビエントが関東オークス馬に勝利し、ミッキーファイトがレパードSに優勝。産駒は芝、ダート、また距離の長短を問わず活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のリアンノンは盛岡で1勝。2代母のスノーフレークⅡは英ナッソーS2着馬です。伯母のアッパーライン米G3ビウィッチSなど重賞3勝をマークしており、伯父のエルダリオンがJRAと佐賀で各1勝、クレスタランは地方競馬で計26勝をあげています。また従姉妹の仔にあたるDancing Groomは昨年の米シャンペインS3着馬。3代母のアイヴィアナはイタリアオークスの勝ち馬です。遡ると4代母アイヴィからは英G1フィリーズマイル3着のイヴィーサ、英G2グッドウッドＣ勝ちのディスティンクション、本邦のプロキオンS勝ち馬トシキャンディなどが出ています。

本馬は2022年のセレクトセール当歳セッションで1540万円にて取引されました。
2024年6月15日の京都ダート1200m新馬戦でデビューし10着。馬体重は434キロでした。ゲートは出走10頭でいちばんの出でしたが、その後はスピードがなく下がってしまいました。徐々に差が広がり、勝ち馬から4秒9差でのフィニッシュとなっています。
中1週で小倉芝1200m戦へ向かいますが、7頭立ての最後方からの追走となり1着馬から3秒2差、6着馬からも1秒3差離された7着に敗れています。
そして８月10日の中京ダート1200m戦ではスタート自体は悪くなかったものの3コーナーでは16頭立ての15番手からのレースとなり、ゴール前で後ろの馬に交わされてしまい勝ち馬からは4秒0差の16着敗退でした。
3戦を終えましたが、成長途上の現状でスピード不足なのが否めません。良化には時間がかかりそうなこともあり、このタイミングでオークションへ出品させていただくことになりました。
ゲートそのものは悪くないだけに、地方競馬で使いつつ成長していけば変わり身も見込めるのではないでしょうか。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
8月17日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：野嶋 祥二（インボイス登録あり）