オーケーサンダー　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のサンダースノーはデインヒル系のヘルメット産駒で、2歳時の仏G1クリテリヨムアンテルナシヨナルから3歳時の仏G1ジャンプラ賞、そして古馬になってからのドバイワールドC連覇と4年連続でG1を優勝。それも芝とダートの双方で制し、2020年から本邦でスタッドインしています。初年度産駒となる現3歳世代では、これまでにJRAで14頭が勝ち上がり2頭が3勝クラスに在籍中です。また現2歳世代では、ラブアイミーが産駒初となる芝で勝利をマークしたほか、地方競馬では既に5頭が勝利しています。

いっぽうの母系ですが、母のナンヨーサフラウアは未勝利。きょうだいは半兄ラセットが中京記念で2着に入り、ナンヨーウラヌスは岩手と佐賀で計6勝、ナンヨーシンゲツは南関東で5勝をあげています。叔父のテナシティーは園田で2勝後に再転入したJRAで2勝、またJRAと名古屋の交流戦で計2勝をあげた伯母のキャンディーストアの仔にJRA4勝後にホッカイドウ競馬へ移籍して重賞のコスモバルク記念を勝ったテーオーフォースがいます。遡ると3代母で報知杯４歳牝馬特別を勝ったダイナシュガーからは阪神大賞典など重賞3勝のムッシュシェクルや毎日杯勝ち馬シクレノンシェリフが出ています。

本馬は今年3月3日の阪神ダート1400m戦でデビュー。馬体重は464キロでした。まずまずのスタートから2番手グループを追走しますが、4コーナーで置かれてしまい直線では伸びがなく1着馬から2秒1差の7着に敗れています。
また中1週の同距離戦では先行集団の後ろからレースを進めるも、徐々に前との差が広がってしまい1秒2差の6着入線でした。5月の京都ダート1400mでは6番手追走から、前とは離されたものの直線で粘って5着を確保しました。
もっとも6月の京都ダート1800m戦では中団追走から3コーナーから位置取りが悪くなり勝ち馬から4秒8差の13着敗退。そして8月7日の名古屋での1500m交流戦では2番手のインを追走しますが、3コーナーから手応えが怪しくなり、1秒2差の7着でした。
成長途上であり、まだまだスピード不足の現状です。そこで地方でリスタートするほうがいいとの判断から、このたびのオークション出品へと至りました。
掲示板確保を含めデビューからの3戦で内容を踏まえると、環境を変えて地方のダートを使いつつ良化していけば十分に変わり身が見込める馬だと考えています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

なお、現在お尻周りに皮膚病が見受けられます。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
8月17日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小野 建