ノルディア　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

ノルディアをご紹介いたします。

父はディスクリートキャット (USA) です。2歳でデビューし3歳まで無敗の6連勝を決めると、シガーマイルH (G1) をEasy Goer (USA) に並ぶレコードタイムで制しました。種牡馬入り後はカーターH (G1) 連覇のDads Caps (USA) など5頭のG1勝ち馬を送り出しています。本邦産駒からはJRA芝マイル競走4勝のワールドバローズ、千葉Sなどオープン競走2勝のスズカコテキタイ、そして京王杯２歳S (G2)、アーリントンC (G3) を優勝し、NHKマイルカップ (G1) で3着に入着。その後豪ゴールデンイーグルを制したオオバンブルマイなどスピード溢れる産駒が多数活躍しています。

本馬のきょうだいのシナジーエフェクトはJRA競走において新馬勝ちを収めた実力の持ち主です。また、2代母リメレンス (USA) は仏リステッドレース入着馬、そしてSAN CLEMENTE H (米・リステッド) を制した3代母Nijinsky's Lover (USA) から広がるファミリーには、バシュフォードマナーS (G2) 勝ち馬のDance Master (USA)、ミゲルＡマルティネスデオス大賞 (G1) などG1レース2勝のImperador (ARG) ら多数の活躍馬が名を連ねます。

本馬は2024年2月24日、中山・ダート1800m戦でデビューを迎えました。既走馬相手のレースとなり、スタートで後方11番手まで下がった本馬でしたが、3-4コーナー中間あたりから大外を回って進出を開始。直線に入り上がりタイム3位の末脚で先行勢に猛然と迫り、勝ち馬と1秒差の5着でゴールし、デビュー戦から掲示板を確保。0.3秒差の3着馬、0.6秒差に負かした8着馬がその後勝ち上がりを決めており、本馬も水準以上の走りを披露しました。

続く3月24日の同条件戦では先行勢有利の展開の中で早めに動いたところ、最後は脚が止まってしまい2.7秒差の13着に敗れますが、間隔を空けて出走した6月9日の東京・ダート1600mでは最後方からじっくりと構えると、直線では上がりタイム2位の末脚で追い込み勝ち馬と0.4秒差の6着。掲示板こそ逃したものの、上位陣と差の無いレースぶりを披露しました。

着実な進境を見せ、その後の勝ち上がりが期待されましたが、8月4日の札幌・ダート1700m戦において、3番手からの先行策を試しましたが、３コーナー手前から手応えが悪くなり後退。4.7秒差の13着に敗れたタイミングで、この度の上場となりました。本馬は気性の難しさがあり、コントロールが効きにくかったり、後ろから他馬が寄ってくるとテンションが上がって集中力を欠いたりする面があると報告を受けておりますが、新馬戦の5着など勝ち馬に迫るレースを度々披露した実力の持ち主です。新天地で更なる鍛錬を積み、秘めた才能を開花させて欲しいと願うばかりです。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・馬房内での旋回癖があります。
　
何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は8,250円/日（税込）です。
8月17日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）