クルシファー　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のレッドファルクスはスウェプトオーヴァーボードの産駒で、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇。2017年には京王杯スプリングCに勝ち、高松宮記念と安田記念でも3着に入るなどの活躍から最優秀短距離馬に選出されています。2019年から種牡馬入りし、初年度産駒である現4歳世代ではこれまでに66頭が出走して44頭が勝利をあげています。また現3歳世代ではサノノスピードが高知の黒潮皐月賞で2着、笠松のキャッシュブリッツは駿蹄賞で3着、東海優駿では2着に入っています。産駒は父同様に芝、ダートを問わない走りを見せています。

いっぽうの母系ですが、母のクリヤマキアートは大井で2勝をあげ、重賞の鎌倉記念とローレル賞で3着に入っています。きょうだいは半姉のレーヴエモーションが川崎で1勝、シゲルハナノレンは佐賀で2勝、リッキーマキアートは岩手と南関東で計4勝。2代母のアティーナラビットはJRAで3勝、叔母のマーヤはJRA1勝、また伯母のティーケイラビットと叔母ミスキティラビットが地方競馬で6勝しています。遡ると秋の天皇賞馬サクラチトセオーとその半妹でエリザベス女王杯馬サクラキャンドル、重賞4勝のサクラメガワンダーや札幌記念を勝ったサクラアンプルールなどと同じファミリーです。

本馬は2022年の北海道オータムセールで319万円にて取引されています。
2024年3月17日の中京ダート1400m未勝利戦でデビュー。馬体重は456キロでした。ゲート出自体は悪くなかったものの行き脚が良くなく後方からの競馬となり、1着馬から4秒0差の16着敗退でした。中2週の中山ダート1200m戦ではダッシュがつかず再度後方からの追走となり、13着に敗れています。
6月の船橋1600m交流戦ではスタートから押して行って先頭に立ちましたが、3コーナーで後続に並ばれ交わされると戦意を喪失したのか下がってしまい勝ち馬から3秒4離された7着。そして8月17日の札幌芝1200mでは中団からのレースとなり、1秒2差の14着でした。
調教では好タイムが出るなどポテンシャルを持っているのは間違いないのですが、レース中にキックバックを受けたり馬群で他馬に囲まれると、必要以上に怯んでしまうところがあります。気性面の幼さが残る現状であり、このタイミングでファンドを解散しオークションに出品させていただきました。
レースを使いつつ気性が成長していけば、変わり身が十分に見込める馬だと考えています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
8月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）