ショウナンナツゾラ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のショウナンバッハはステイゴールドの産駒で、園田で2勝をマークした後にJRAへ再転入すると4勝をあげオープン入りを果たしました。中日新聞杯2着、AJCCと新潟記念では3着と重賞戦線で活躍し、ひとつ下の半弟にGⅠ7勝のキタサンブラックがいたこともあり2020年から種牡馬入りしています。現3歳世代が初年度産駒であり、少ない産駒数ながらJRAではショウナンラウールが、地方競馬では金沢でショウナンラッシュが勝ち鞍をあげています。

いっぽうの母系ですが、母のショウナンマハはJRAで4勝。きょうだいは半兄のショウナンアオゾラが3勝、半姉ショウナンワオンは1勝をあげています。2代母フェアノータムの半姉に阪神JFの勝ち馬ショウナンパントルがおり、その産駒でニュージーランドTに勝ち朝日杯FS2着馬のショウナンアチーヴは母の従兄弟にあたります。遡ると4代母のバブルプロスペクターからは菊花賞馬ザッツザプレンティ、ダービー馬ディープブリランテなどが輩出されています。さらに仏G1クリテリヨムドサンクルーを制したIntimisteや天皇賞(秋)などGⅠ2勝のバブルガムフェローも同じファミリーの出です。

本馬は2023年10月1日の中山芝1800m新馬戦でデビュー。馬体重は432キロでした。ゲートの出がやや悪く後方2頭目からの追走となり、出走メンバー最速の上がり3ハロンをマークして差を詰めたものの勝ち馬から0秒2差の6着でした。
中1週の東京芝1800m戦では4番手のインから差を詰めたものの3着。さらに中2週の同距離戦では好位から追走して直線で前へ迫ったものの0秒4差の2着でした。暮れの中山戦5着を挟み、1月の中山芝2000m戦では向正面でまくって先頭に立ちそのまま押し切ろうとしたものの最後に差されて2着。2月の東京芝1800戦では6番手から追走して直線で追い上げましたが3着でした。
3月の中山戦を4着、6着した後に休養に入り7月の福島芝2000m戦で復帰し4着。中2週での出走となった8月11日の新潟芝1800m戦では先行集団のすぐ後ろから追走したものの伸びがなく2秒1差の15着に敗れています。
残りの未勝利戦期間を踏まえ、今回のオークションに出品させていただきました。
前走では初の大敗となってしまいましたが、出走権利を取っても短期放牧を挟むそれまでのパターンから在厩調整に変わったことが裏目に出た可能性があります。勝ち鞍こそないものの、これまで10戦して2着2回3着2回と力があるのは間違いありません。それだけに地方でリスタートして、活躍してくれるものと考えています。
なお芝ばかりを使われてきたためダートに関しては未知数ですが、滞在でレースを使う地方競馬は合いそうな感があります。

以上、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ケイツーステーブル（茨城県牛久市奥原町）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
8月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) 湘南（インボイス登録あり）