ランインザウインド　　牡２歳　　※中央競馬　登録抹消

父のカレンブラックヒルはダイワメジャー産駒で、3歳1月のデビューから5連勝でNHKマイルCなど重賞を3勝。古馬になってからも重賞を2勝し2016年からスタッドインしています。種牡馬としては東京スポーツ杯2歳S2着のアサヒを筆頭に、クイーンC3着のセイウンヴィーナスやファンタジーS3着のラヴケリーなどが重賞で好走。また今月の新潟戦ではジュンウィンダムがオープン入りを果たしました。地方競馬ではエーデルワイス賞2着のアザワクが道営スプリントなどに勝利、スマイルミーシャが兵庫ダービーなど重賞6勝、ナムラマホーホも東海菊花賞など重賞6勝をマークしており、産駒は芝、ダート問わず活躍しています。

いっぽう母系ですが、母のオレンジブリーズは未出走。伯父のウインドオブホープがJRAで2勝後に園田で1勝、叔母のインファンタもJRAで1勝をマーク。2代母の全姉にはエンプレス杯をはじめダート交流重賞を6勝したトーセンジョウオーがおり、その産駒で母の従姉妹にあたるトーセンセラヴィは大井の東京シンデレラマイルに勝ちJBCレディスクラシックで3着。また母の従兄弟ブレイブスマッシュはサウジアラビアロイヤルCに勝ち、豪州移籍後にMVRCマニカトSなどG1を2勝しました。遡ると4代母スカーレットブルーからは桜花賞2着馬ブルーリッジリバーやエリザベス女王杯2着のライラックなどが出ています。なお数々の活躍馬の祖となったスカーレットインクは5代母です。

本馬は2024年6月29日の小倉芝1200mの九州産馬限定新馬戦でデビュー。馬体重は482キロでした。ゲートの出もまずまずで14頭立ての6番手からレースを進め、直線で差を詰めたものの勝ち馬が強く1秒4差の3着でのフィニッシュ。もっとも2着馬とは0秒1差でした。
連闘で九州産馬限定の芝1200m戦へ向かうと、好ダッシュから3番手の外につけて追走するも直線では前を行く2頭に離されてしまいました。結果、1着馬から1秒2差、2着馬からも1秒1の差をつけられたものの、後続の追い上げは抑えて3着を確保しています。
さらに中1週で九州産馬限定のオープン・ひまわり賞へ出走。中団のインから追走し、徐々に出すと出走メンバー中2位タイの上がり3ハロンをマークして追い上げて5着入線。勝ち馬とは0秒9差でした。
九州産馬限定戦を3戦使われ内容も悪くありませんでしたが、限定戦終了に伴いオークション出品となりました。ダートは未経験ですが、ゲートの出の良さやレース内容から地方の競馬にも十分対応できる馬だと考えています。
現在は放牧中で、1ハロン20秒のキャンター4000mを乗られています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※須藤ステーブル（茨城県稲敷市松山）に在厩しており、預託料は8,250円/日（税込）です。
8月31日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) 木村牧場（インボイス登録あり）