ジェリクルソング　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のノヴェリストはモンスーンの仔で、キングジョージ六世&クイーンエリザベスSやサンクルー大賞など英仏独伊でG1を4勝しました。2014年から本邦でスタッドインしており、これまでにアルゼンチン共和国杯勝ち馬のブレークアップや京成杯に勝利したラストドラフト、さらに濠G3MRCクーンジーHに勝ったウォルフなどを輩出。ダートではジャパンダートダービーと兵庫チャンピオンシップで2着に入ったゴッドセレクションのほか、南関東で東京2歳牝馬優駿、桜花賞、ロジータ記念を制したメイドイットマムの活躍が知られています。

いっぽう母系ですが、母のディミータはJRAで新馬勝ち。きょうだいは半姉クナップフラウが佐賀で3勝、カルツェッタは川崎で1勝、また半兄ジュンコメタは佐賀で1勝しています。2代母のレッドキャットはリステッドを2勝し、G3ジェニーワイリーS3着。伯父に中日新聞杯と共同通信杯で2着のダイレクトキャッチ、叔父にはスプリングS3着のステラロッサがおり、本馬の従兄弟にあたるイルーシヴパンサーは東京新聞杯と京都金杯に勝利しています。また母の従兄弟レイディヴェットーリは仏G3カルヴァドス賞に勝ち、その産駒には仏ダービーと仏2000ギニーを制したローペデベガがいます。

本馬は2022年の北海道サマーセールで748万円にて取引されています。
1歳時後半に骨盤を骨折し長期休養を余儀なくされ、デビューへ向けての仕上がりが遅れました。今年5月にトレセンへ入厩し、6月23日の東京ダート1600m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は454キロでした。ゲートで出遅れ最後方からの競馬となり、直線でバテた馬を交わしたものの13着。1着馬との着差は3秒8でした。
再調整され8月24日の新潟ダート1800mに出走。ゲートの出は改善し後方から5、6番手を追走しますが3コーナー手前から手応えが怪しくなり、勝ち馬から6秒7離された15頭立ての13着敗退。タイムオーバーによる出走制限を課せられ、このタイミングでオークションに出品させていただきます。
地方のダートで経験を積んでいけば、変わってくるものと考えています。
なお本馬はキャンターに入れば問題はないものの、現状でも常歩、速足では気になる歩様を見せるところがあります。このような現状をご理解の上で、入札をお願いいたします。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2024年9月24日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2024年8月24日（土）　3回新潟5日　2R　3歳未勝利牝　　ダ1800m（良）
　　　結果13着　　タイム2:01.6（1着馬からのタイム差6.7秒、5着馬からのタイム差5.6秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
8月31日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：会田 浩史（インボイス登録あり）