カノンブルー　Canon Blue　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

南関東で5勝、B3クラスで勝ち星のあるポッドアレットや、水沢と大井で2勝を挙げて、現在は川崎競馬に在籍してC2クラスで活躍中のトチノゴールドなど、きょうだいの多くが地方競馬で勝ち星を挙げています。また、おばにあたるタケショウクィーンは黒潮菊花賞と黒潮皐月賞を制しており、地方の砂適性が高い血統といえるでしょう。曽祖母のエアデリーンは仏G1・サンタラリ賞の勝ち馬。ブラックタイプを更に紐解くと、The Groom Is Red（米G1・シャンペインS）、種牡馬としても大活躍したBlushing Groom（仏2000ギニーなどG1を5勝）、Alwuhush（伊G1・ミラノ大賞などG1を3勝）など、世界各地でG1、重賞ウィナーを送り出している名牝系のひとつです。
本馬は2014年9月にJRA新潟競馬場でデビュー。7戦目の新潟・ダート1800mの未勝利戦で待望の初勝利を挙げています。500万クラスで11戦を消化した後に船橋競馬の現厩舎へ移籍。2戦目で3着と変わり身を見せ、6戦目となる浦和・C1クラス（ダート1500m）で移籍後の初勝利をマークしました。南関東ではここまで2勝、3着4回、4着2回、5着1回と堅実に走っていますし、2走前にはB3クラスの競走で4着と通用の力を見せているだけに、移籍して相手関係が楽になればもっとやれるはず。今後の活躍が期待できると思います。
また、前述の血統背景に加えて、父はブルードメアサイアーとして先日のチャンピオンズCを制したゴールドドリームや、ダービー馬マカヒキ、ジャパンC勝ちの実績があるショウナンパンドラなどを輩出しているフレンチデピュティ。将来の繁殖牝馬候補としてもご一考いただければ幸いです。

【本馬についての現状説明】
先行するとどうしても終いが甘くなるので、現状では末脚を生かす競馬がベスト。ただ、脚質的にどうしても展開に左右されてしまいます。うまくハマれば現級でもやれるでしょうし、丈夫な馬なのでコンスタントにレースを使うことができるのは大きなセールスポイント。血統もいいので、将来は繁殖牝馬としても期待できるのではないでしょうか。（船橋競馬・新井清重調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※船橋競馬場・新井清重厩舎（千葉県船橋市若松）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
12月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：矢口　龍彦