メメフェリーチェ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のビッグアーサーはサクラバクシンオー産駒で、5歳春の高松宮記念をレコードタイムで制しました。2018年から種牡馬入りし、初年度産駒のトウシンマカオが京王杯2歳Sで2着となると3歳以降は京阪杯連覇とオーシャンS勝ちで重賞3勝。2年目の産駒ではブトンドールが函館2歳Sに勝利しファンタジーSでも2着に入りました。またビッグシーザーはリステッド競走を2勝し、オーシャンS2着、葵Sと函館スプリントSで3着。地方競馬ではアンサンが園田ジュニアCで2着、ミナックシアターは兵庫ジュベナイルCで2着となっており、サクラバクシンオーの後継種牡馬として人気を集めています。

いっぽうの母系ですが、母のメメキューティーは園田で1勝。きょうだいは半姉ピエナパイロがJRAダートで2勝、メメスカーレットは兵庫で4勝、半兄ピエナクロフネは名古屋と佐賀で計5勝、ピエナボヘミアンは名古屋で3勝をあげています。2代母のフリーヴァケイションは北米でリステッド競走を4勝しG2スカイクラシックH2着。叔母のウインリバティはJRAで5勝をあげオープン入り、本馬の従兄弟にあたるナンヨーイザヨイはJRAで平地3勝、障害1勝後に佐賀へ移籍して3勝をマークしました。遡ると4代母のディシジョンは米G3パカラップSに勝利しています。

本馬は2024年3月16日の中京ダート1200m未勝利で既走馬相手にデビュー。馬体重は488キロでした。ゲートで出遅れ最後方追走から3コーナーで2頭交わして14番手となるも、直線で止まってしまい勝ち馬から4秒3差の16着敗退。タイムオーバーによる出走制限を課せられました。
放牧を挟み、8月24日の中京ダート1400m戦で復帰。ゲートは改善したもののスピードがなく後方3、4頭目の位置取りとなり、直線も伸びがなく13着。1着馬とは5秒3差で、2度目となるタイムオーバーによる出走制限を課せられています。
デビュー戦後に放牧で立て直しを図りましたが、爪に弱いところがあり時間を要しました。現状は全体的に緩さが残っており、前走でもタイムオーバーとなったもののレース内容そのものは良化がうかがえました。未勝利戦番組終了のタイミングで、オークションへと出品させていただきます。
レースを使いつつになるかもしれませんが、地方競馬でリスタートして母やきょうだいのような変わり身に期待したいところです。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・両前、特に左前肢モヤっと有り
・両トモ、特に左飛端　軟腫有り
・左後肢管外側古傷痕
・両トモ皮膚病


※JRAの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限(2024年10月24日まで平地競走に出走できない)」を受けています。(2回目)
　　　2024年8月24日（土）　2回中京5日　2R　3歳未勝利牝　　ダ1400m（良）
　　　結果13着　　タイム1:30.6（1着馬からのタイム差5.3秒、5着馬からのタイム差4.7秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
8月31日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：本谷 惠