ヴァイゼ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のハービンジャーはディンヒル系のダンシリ産駒で、キングジョージ六世＆クイーンエリザベスＳに優勝。2011年から本邦で種牡馬入りし、秋華賞と英ナッソーSを制したディアドラ、エリザベス女王杯馬モズカッチャン、マイルCS勝ちのペルシアンナイトなどを輩出。その後もブランストワンピースが有馬記念、ノームコアがヴィクトリアマイルと香港Cに優勝し、昨秋はナミュールがマイルCSを制覇。さらに今春はチェルヴィニアがオークスを制しています。産駒の活躍は芝が中心ですが、ハービンマオがダート交流重賞の関東オークスに勝利しています。

いっぽうの母系ですが、母のシャレードスマイルは未勝利。半姉のチグサスマイルは佐賀で2勝しています。2代母のジョコンダⅡは愛G3キラヴランSの3着馬で、伯母のライトニングパールは英G1チヴァリーパークSの勝ち馬。そして伯父には宝塚記念と香港ヴァーズに勝利し種牡馬入りしたサトノクラウンがいます。また叔母のポンデザールはステイヤーズSで3着、叔父フィリオアレグロは青葉賞3着馬。伯母で愛G3タイロスS3着のジョリージョコンドの仔で本馬の従兄弟にあたるファストアプローチは札幌2歳Sで2着に入っています。

本馬は2021年のセレクトセール1歳セッションで2750万にて取引されました。
2024年1月28日の京都芝2000m新馬戦でデビュー。馬体重は416キロでした。スタートは悪くありませんでしたが、中団の外からの追走となりました。勝負どころからは出走メンバー最速タイの上がり3ハロンをマークしたものの0秒8差の8着敗退でした。
4月の阪神芝2000mで11着後は北海道シリーズに参戦。6月15日の函館芝1800m戦では後方2、3番手からレースを進め出走メンバー中第3位タイの上がり3ハロンで差を詰めるも10着。中1週の2000m戦でも後方から出走メンバー中2位の上がり3ハロンで前へ迫ったものの0秒6差の5着でした。7月の2000m戦でも同じようなレース内容で8着に敗れています。
そして8月25日の札幌芝2000m戦では後方から仕掛けるもなかなか前と差が詰まらず、1着馬と1秒4差の14着でのフィニッシュでした。
芝で速い上がりをマークしたように能力があるのは確かですが、いっぽうで体が小さく、体力不足が否めない現状です。成長が欲しいところですが、未勝利戦番組終了というタイミングでもありオークションへ出品させていただきました。
ゲート内駐立でソワソワする感じで立ち遅れる時があります。落ち着いてスタートを切れるようになれば良くなりそうであり、地方でリスタートしてレースを使いつ成長していけば変わり身もあると考えています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
8月31日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：林 正道（インボイス登録あり）