エリーステラ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ドゥラメンテはキングカメハメハの直仔で、2015年に皐月賞、日本ダービーの二冠を制しました。2017年からスタッドインし、初年度産駒からGⅠ3勝のタイトルホルダーを輩出。その後も牝馬二冠のスターズオンアース、ホープフルS勝ちのドゥラエレーデ、三冠牝馬リバティアイランド、NHKマイルCを制したシャンパンカラー、菊花賞馬ドゥレッツァなど送り出しました。またヴァレーデラルナ、アイコンテーラーとダート交流GⅠ馬も誕生しており、早逝が悔やまれる万能種牡馬として残された産駒は貴重な存在となります。

いっぽう母系ですが、母のマイウィンは門別で2勝後に川崎で1勝。きょうだいは半兄サードアイが金沢で4勝、アキノヒーローは高知と浦和で各1勝しています。2代母のエクボはJRAで5勝、伯父のコロナループと叔父のシゲルホウオウザは各2勝、伯母のルシナクィーンは1勝をマークしており、本馬の従兄弟コスモガラサはJRA1勝後に佐賀で重賞6勝を含む11勝をあげています。遡ると4代母で愛1000ギニー3着馬のクレアローンからはG1伊共和国大統領賞勝ちのポーラープリンスやホーソーンHなど米G2を3勝しG1ミレイディHでも2着に入ったゴールデンクレアなどが出ています。

本馬は2022年の北海道サマーセールで550万円にて取引されました。
北海道の牧場でデビューへ向けて育成調教中に左前肢球節の骨折を発症し、昨年5月25日に骨片除去手術を実施しました。その関係で仕上がりが遅れ、デビューは今年6月8日の東京ダート1400m戦となりました。
馬体重488キロでの出走で、まずまずのスタートから中団8番手につけたものの直線で追われてから伸びがなく14着敗退。1着馬との着差は3秒7でした。
2戦目は9月1日の新潟ダート1200m戦でゲートでは後手となりましたが、すぐに追い上げて中団のインから追走。もっとも追われてからはジリジリとしか伸びず、勝ち馬から2秒2差の8着に敗れています。
現状、全体的に緩さを残しており、これから良化していくものと思われます。未勝利戦終了に伴いオークションに出品させていただきますが、環境を変えてリスタートしてレースを使いつつ緩さが解消されれば変わってくるのではないでしょうか。

以上、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2023年5月（2歳時）に左前肢球節の剥離骨折を発症。5月25日に骨片除去手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※KSトレーニングセンター（茨城県牛久市奥原町）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
9月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：谷川 正純（インボイス登録あり）