グランドフューチャ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のエピファネイアはシンボリクリスエスと日米オークス馬シーザリオのカップリングから誕生し、菊花賞とジャパンＣを制覇。2016年から種牡馬入りすると、初年度産駒のデアリングタクトが史上初となる無敗での牝馬三冠を達成しました。その後も皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念とGⅠ年間3勝したエフフォーリアや阪神JFを制したサークルオブライフなどの活躍馬を輩出。今春はステレンボッシュが桜花賞、テンハッピーローズがヴィクトリアマイル、ダノンデサイルがダービー、そしてブローザホーンが宝塚記念に優勝しており、産駒が大活躍の種牡馬です。

いっぽう母系ですが、母のファウヴェリアは仏G1クリテリヨムドサンクルーの2着馬。半姉Fauvelinxが仏2勝、姪にあたるベリーヴィーナスはJRA4勝、ラビットアイは1勝、甥のオーサムストロークは3勝をあげています。3代母のサクソンメイドは英G3プリンセスロイヤルSの2着馬、4代母ブリタニアズルールは英オークスの3着馬です。遡ると5代母のリーガルレイディからは豪G1のSAJCグッドウッドSを制したフレンチクロック、SAJCサウスオーストラリアンオークス2着のレイディバードブルー、仏G2オカール賞勝ち馬のリージェンシーが出ています。

本馬は2024年1月8日の京都芝1800m新馬戦でデビュー。馬体重は478キロでした。先行集団のすぐ後ろから追走し4コーナー手前では手応えが怪しくなりますが、そこからバテることなく勝ち馬から1秒2差の7着に入っています。
3月の阪神芝1800m戦では後方から差を詰めるも2秒2差の7着。5月の新潟ではダート1800m戦に使われたものの、後方からの伸びがなく13着敗退。6月の函館では芝1800mに戻し、中団の外から差を詰めたもののゴール前で甘くなってしまい0秒7差の7着でした。その後2戦で12着、11着となり8月24日の札幌では1勝クラス戦に出走も2秒1差の12着に敗れています。
ここまで7戦に使われていますが、現状は成長途上といった感でこれから良くなるものと思われます。未勝利戦終了でオークション出品となりましたが、地方でリスタートしてレースを使いつつ力をつけていってもらいたいところです。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・右前肢痛みなし
・体皮膚病

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
9月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：田畑 利彦（インボイス登録あり）