ノーマンズランド　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

ノーマンズランドをご紹介いたします。

父はディスクリートキャット (USA) です。2歳でデビューし3歳まで無敗の6連勝を決めると、シガーマイルH (G1) をEasy Goer (USA) に並ぶレコードタイムで制しました。種牡馬入り後はカーターH (G1) 連覇のDads Caps (USA) など5頭のG1勝ち馬を送り出しています。本邦産駒からはJRA芝マイル競走4勝のワールドバローズ、千葉Sなどオープン競走2勝のスズカコテキタイ、京王杯２歳S (G2)、アーリントンC (G3) を優勝し、NHKマイルカップ (G1) で3着に入着。その後豪ゴールデンイーグルを制したオオバンブルマイ、さらに先日の小倉2歳S (G3) を快勝したエイシンワンドなどスピード溢れる産駒が多数活躍しています。

母はカンナS (OP・中山・芝1200m) を制した快速馬ボーダレスです。本馬の兄パスポートチェックはJRAのダート競走で勝ち上がりを決め、後に高知競馬に移籍し現在5勝を挙げており、移籍後の獲得賞金が900万円を突破。またおじのコスモノートもJRA競走で1勝、昨年地方競馬に移籍してからは3勝をマークしております。

本馬は2024年６月８日、東京のダート1400ｍ戦において既走馬相手に初出走を果たしました。ゲートで２馬身ほど遅れたものの二の脚を利かせて向こう正面で馬群に取りつき、後方12番手からのレースとなりました。直線に向いて追い出しましたが、前にいた馬たちと脚色が同じになって差は詰まらず、勝ち馬から３秒１差の11着でフィニッシュしています。

2戦目は同年８月24日の新潟・ダート1800ｍ戦と距離を400ｍ延長。ここもスタートはワンテンポ遅れましたが、すぐに馬群に取りついて外の12番手でレースを進めました。しかし、３コーナー手前から手応えに余裕がなくなり、馬群から離されて勝ち馬から４秒５差の12着でゴールしました。

本馬はデビューが遅れたためここまでわずかキャリア2戦と、レースを経験しながら上昇する機会もあまりないまま、３歳未勝利戦終了の期限を迎え、勝ち星をあげることは叶いませんでした。しかし、心身両面、そしてレースではゲートの出などの面でも若さを残しており、この度新たな活躍の場を求めての上場となりました。新天地でさらなる鍛錬を積み、秘める能力を開花させてほしいと願っております。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・両前肢管内側に外傷と皮膚炎による腫脹が若干認められます。(画像をご参照ください。)
前走のレース後にその外傷による腫脹が管骨掌側に波及したため、念のためトレセン内で
エコー検査を実施しましたが、腱に異常は認められませんでした。その際に患部の毛刈りを行っています。
　
何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は8,250円/日（税込）です。
9月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）