バビロン　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアルアインはディープインパクト直仔で3歳時に皐月賞をレースレコードで制すると、古馬になってからも大阪杯に優勝。2020年から種牡馬入りしており、初年度産駒となる現3歳ではコスモキュランダが弥生賞ディープインパクト記念で重賞初制覇を果たすと皐月賞でも2着。またカズゴルティスが8月の中京ダート戦で3勝目をあげています。また2歳世代ではエンドレスサマーが函館2歳Sで3着に入りました。4歳下の全弟にダービーとドバイシーマクラシックに勝ったシャフリヤールがおり、スタッドイン初年度から4年連続で100頭を超える繁殖牝馬を集めた人気種牡馬です。

いっぽうの母系ですが、母のダノンフローラはJRA新馬戦勝ち。きょうだいは半兄ワセダインブルーが4勝をあげオープン入りを果たしたほか、ダイワチャーチルが2勝、ハイエストピークも1勝をあげ、半姉ゴットフルールが2勝しています。2代母のファンジカは米G3イエルバブエナHなど重賞2勝で、G1イエローリボンSの2着馬。伯父に青葉賞と鳴尾記念に勝ちダービーで3着に入ったハイアーゲーム、叔父には京王杯スプリングCと阪急杯に勝利しマイルCSで2着のダイワマッジョーレやJRAで5勝をあげたファンタジステラがいます。

本馬は2021年のセレクトセール当歳市場で4290万円にて取引されています。
2023年11月4日の東京芝1800m新馬戦でデビュー。馬体重は416キロでした。まずまずのスタートから中団のインを追走しましたが、追われてから少しずつしか伸びず1秒1差の6着に敗れています。
その後2戦で7着、13着となり、2月の東京では芝1600m戦に出走。後方3頭目からのレース運びとなりましたが、出走メンバー中3位タイの上がり3ハロンをマークして外から追い上げて6着に入っています。
休養を挟み4月の東京芝1800m戦で復帰し12着。5月の東京芝1600m戦で8着、6月の福島芝1800m戦では9着に敗れ、8月31日の新潟芝1600mに出走。馬体重は前走比マイナス10キロと減らしてしまいました。ゲートでの出は悪くないもののダッシュが弱く後方5、6頭目からの競馬となり、ラストもじりじりとしか伸びず11着敗退。1着馬との着差は1秒1でした。
放牧を挟みましたがデビュー以来、線の細さは変わらずスピード不足なのも否めません。未勝利戦終了となりましたので、オークションへ出品させていただきました。
地方でリスタートして、レースを使いつつ心身ともに成長していけば変わり身があるものと考えています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
9月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム（インボイス登録あり）