アールハッピーエンディングの23　　牝１歳　　※育成馬（育成中の１歳）

父イスラボニータはいちょうS、東京スポーツ杯2歳S、共同通信杯、そして皐月賞と4連勝でクラシックのタイトルを獲得し、1番人気で迎えた日本ダービーは3/4馬身差の2着。秋のセントライト記念快勝後、勝ち星からは見放されたものの、3、4歳時の天皇賞・秋で3着、4、5歳時のマイルCSでは3着、2着と常にトップクラスの活躍を見せ、6歳時のマイラーズCで久々の勝利を収めると、ラストランとなった阪神Cで6つ目の重賞制覇を果たし、引退の花道を飾っての種牡馬入りとなりました。1年目から170頭にのぼる種付けオファーを集め、その初年度産駒たちが2021年よりデビュー。プルパレイがファルコンSを快勝して重賞初制覇を収めると、ヤマニンサルバムが新潟大賞典など重賞2勝、コスタボニータが福島牝馬S、トゥードジボンが関屋記念を制覇、バトルクライが6勝を挙げて根岸S3着。2世代目以降もオメガリッチマン（京成杯2着）やルカランフィースト（スプリングS3着）、ミカッテヨンデイイ（フェニックス賞）、アルーリングビュー（紅梅S3着）、シャドウフューリー（フリーウェイS）らが頭角を現しており、フジキセキの有力後継馬として完成度の高さはもちろん、豊かな成長力にも大いなる期待が寄せられています。

一方、母系はジャックルマロワ賞など仏英重賞6勝を誇るLiangaを5代母に、名種牡馬Mr. Greeley（米重賞3勝）を産んだLong Legendを4代母に持つOlympia Dellに遡る有力ファミリーで、ストリートセンス（ケンタッキーダービー）やParadise Woods（サンタアニタオークス）、Vekoma（メトロポリタンH）、Mona de Momma（ヒューマナディスタフS）といった米G1馬たちもこの一族。母アールハッピーエンディングは米リステッドレースで好走しており、祖母の半妹にあたるヴェストリーレディは加G3ロイヤルノースSの勝ち馬。その産駒であるナリノメジャーは新馬勝ち後のカンナSで3着、中央で3勝を収めています。

本馬は、北海道オータムセールへの上場を予定しておりましたが、そのタイミングを逃してしまったため、サラブレッドオークションへ出品とさせていただくことになりました。現在は、16～20時間の夜間放牧で元気に過ごしております。母のアールハッピーエンディングが芝短距離で走ったのは多分に母方の資質によると考えられますが、そこにイスラボニータが配された本馬の血統背景を考えるとMr.Prospector5×5･5となり、またフジキセキとDeputyMinisterというダートで大成功したニックスも生じ、ダートの短距離～マイルが稼ぎ場所となるのではないでしょうか。現状をご理解いただいた上でのご検討、ご入札をお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※旋回癖があります。

※本馬の測尺は体高153cm、胸囲168cm、管囲19.6cm、馬体重は394kg（9月9日現在）です。

※高橋ファーム（新ひだか町静内豊畑）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
9月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山上 和良（インボイス登録あり）