ネオクラウン　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のサトノクラウンはマルジュの産駒で香港ヴァーズと宝塚記念を制しました。また天皇賞（秋）で2着、ダービーでも3着に入るなど長きにわたって活躍して重賞6勝をマーク。2019年から種牡馬入りすると、初年度産駒からダービーに優勝し皐月賞と菊花賞でも2着惜敗のタスティエーラを輩出。ほかにもトーセンローリエがアネモネS、ウヴァロヴァイトはスイートピーSとクラシックのトライアルレースに勝利しました。また地方競馬では盛岡のシンプロレタリアトがサファイア賞2着、高知のシュペールミミが黒潮ジュニアチャンピオンシップで3着に入っています。

いっぽう母系ですが、母のタイセイビビッドは未勝利。半兄のウィスティンガーが川崎と笠松で計4勝をあげています。2代母のリップスポイズンはG2独1000ギニーの勝ち馬で、叔父のアンブロークンは新潟2歳Sの2着馬、また本馬の従兄弟ユングヴィは京王杯２歳S3着馬です。2代母の半姉で独G3ロトハンブルクトロフィ2着馬リップスアローの仔ラッキーライオンは、独G1バイエリシェスツフトレネンなど重賞3勝で独ダービーでも2着に入りました。遡ると4代母ロイヤルハウスから仏G3シュマンドフェルデュノール賞勝ちのビーコンロッジや独1000ギニー2着のIndian Rainbowなどが出ています。

本馬は2022年の北海道サマーセールで957万円にて取引されています。
2024年1月6日の中山ダート1800m新馬戦でデビュー。馬体重は484キロでした。好スタートから逃げの手に出てレースを引っ張りますが、直線で交わされてしまい勝ち馬から1秒5差の8着敗退でした。
その後2戦では16着、9着となり、5月の金沢での交流戦では4着。6月からは函館へ参戦し、ダート1700m戦に3戦出走しました。6月16日は2番手の外から追走も直線で止まってしまい7着。連闘で臨んだ翌週はダッシュファ付かず後方からのレースとなり8着。7月14日は中団追走で9着に敗れています。
そして9月1日は新潟ダート1200m戦に出走。中団の後ろからレースを進めるも勝ち馬から2秒9差の11着でした。未勝利戦終了に伴い本馬をオークションへ出品させていただきましたが、成長途上であり腰があまく緩いところがあります。地方のダートを使いつつパンとしていけば良くなってくるものと思われます。
なお本馬は口向きが悪く右に張るところがありますので、騎乗時はご注意ください。
また左後肢の管の外側に骨瘤の痕がありますが、古いもので問題なくレースを使ってきました。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ブルーステーブル・ヤマノ分場（茨城県牛久市井ノ岡町）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
9月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：西田 俊二（インボイス登録あり）