ミスレモン　　牝２歳　　※中央競馬　登録抹消

父のミュゼスルタンはキングカメハメハの産駒で、デビューから2連勝で新潟2歳Sをレコード勝ち。3歳時にはNHKマイルCで3着に入るなどしましたが、骨折の影響もあり通算9戦3勝で5歳4月に引退。そのまま2017年シーズンよりスタッドインしています。僅か3頭のみだった初年度産駒のうちユングヴィは秋の東京芝1400m戦で7馬身差の圧勝で勝ち上がると、京王杯2歳Sでも3着に入りました。また2年目産駒は5頭出走し2頭が、3年目産駒は5頭中4頭が勝ち鞍をあげています。さらに現3歳の4年目産駒では2頭がJRAで勝利をあげています。

いっぽう母系ですが、母のベルシエロはJRAで1勝。きょうだいは全兄のマッスルバックがJRAで1勝、半兄エポドスミノルは園田で1勝後に笠松で7勝、半姉ビジュミノルは園田で4勝、ソレアードは南関東と岩手で計3勝、ゴールデンシエロは浦和で1勝後に佐賀で3勝、サハラントアジアは大井で1勝後に岩手で3勝をマークしています。2代母のディーバは3勝、伯父のサンカルロは阪神Cを連覇するなど重賞を4勝し高松宮記念で2度の2着があります。遡ると3代母のミスセクレトは伊1000ギニーなど重賞を3勝し伊G1ヴィットリオディカプア賞でも2着に入っています。

本馬は2024年9月14日の中山ダート1800m新馬戦でデビュー。馬体重は514キロでした。まずまずのスタートからいったん前から4、5頭目につけますが、1コーナー過ぎから手応えが怪しくなります。向こう正面では位置取りを下げ、3コーナーでは16頭立ての最後方となってしまいました。直線ではバテた馬を2頭交わしたものの、勝ち馬から6秒8離された14着でのフィニッシュ。なお直線で他の馬の影響を受けたため、タイムオーバーによる出走制限の適用を除外されています。またレース後に両前の球節が腫れたため検査を受けましたが、骨には異常がありませんでした。
気性が幼く前進気勢に欠けるところがあり、立て直すには時間がかかりそうです。そこで今回のオークションへ出品させていただきました。
馬っぷりはいいタイプですので、経験を積んでいけば変わっていってくれるのではないでしょうか。
なお本馬は、両膝に少し外傷の痕があります。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※KSトレーニングセンター（茨城県牛久市奥原町）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
9月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：野嶋 祥二（インボイス登録あり）