本馬について
父カリフォルニアクロームは、ケンタッキーダービーやドバイワールドカップを含むG1を7勝し、2014年と2016年にアメリカの年度代表馬(エクリプス賞)に輝いたチャンピオンホースです。引退後はアメリカとチリでシャトル種牡馬となり、2020年から日本で繋養されています。現在までに産駒の勝利数はダートが芝を上回り、父同様にダートでの活躍が期待されています。
母アースリヴィングは米国トレーニングセール出身馬です。東京・2歳新馬戦(ダ1,400㍍)では、後続に9馬身を付ける圧勝でした。2戦目の園田・兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)でスーニの2着になると、3歳春にはUAEへと遠征し、UAE1000ギニー・オークスとも2着と健闘しました。また、古馬になってからも東京・ダ1,600㍍戦で2勝挙げるなど、息の長い活躍をしてくれました。母になってからも初年度産駒のシネマソングスが特別勝ちを含む4勝し、交流重賞のブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)で4着に善戦するなど、ダート路線で頑張ってくれました。
本馬は2024年3月の中山・3歳未勝利(ダ1,800㍍)でデビューしました。2戦目の中山未勝利戦では、後方追走から向正面でギアを上げていくと、上がり最速の末脚で6着に食い込んできました。その後は、夏の北海道競馬で未勝利戦を勝ち切れず、先日の1勝クラスで着外になったことで、オークションへ上場する運びとなりました。出走時の馬体重が400㌔前後と小柄な牝馬ではありますが、今年3月のデビュー戦から9月まで7戦を走りきる丈夫さと、4月29日の遅生まれで、成長の余地を残していると思われます。また、当日輸送の少ない競馬場は体重管理の負担も軽減されるため、より実力を発揮しやすい環境と思われます。特に気になる疾病や悪癖はございませんが、記載事項に関するキャンセルには応じられません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。
なお、現在右前肢に骨瘤が見受けられます。また両前肢の蹄について添付の写真にてご確認ください。
※南関東4競馬場への転入はできません。
※阿見TC内セグチレーシングステーブル(茨城県稲敷郡阿見町福田)に在厩しており、預託料は9,570円/日(税込)です。
9月21日(土)より落札者様の預託料負担となります。
販売申込者:恵比寿興業 (株)(インボイス登録あり)
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