ハットリ　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のリアルスティールはディープインパクト産駒で、クラシックでは皐月賞2着、菊花賞2着と同世代のドゥラメンテやキタサンブラックなどと互角の走りをしました。4歳春のドバイターフでGⅠ制覇を果たし、2019年からスタッドイン。初年度産駒のオールパルフェがデイリー杯2歳Sに勝利し、レーベンスティールは重賞3勝。2年目の産駒からは全日本2歳優駿やUAEダービーに優勝し、ケンタッキーダービーでも僅差の3着となったフォーエバーヤングや北海道スプリントCを制したチカッパを輩出。国内外から注目を集める種牡馬であり、産駒は芝、ダートを問わず活躍しています。

いっぽう母系ですが、母のクナウと半兄キーチズカンパニーはJRAで1勝。2代母のフラワーブリーズは南関東で3勝し、関東オークス2着、東京3歳優駿牝馬で3着に入っています。伯母のカシマフラワーは交流重賞のエーデルワイス賞に勝ち、函館2歳SとフェアリーSで3着。また本馬の従姉妹の仔にあたるオオイチョウは今年の盛岡ダイヤモンドCで2着、北海優駿では3着でした。遡ると4代母のエリモローズはビクトリアCと京都牝馬特別の2着馬で、同馬からは毎日杯2着馬でオープン特別を2勝したヒダカブライアンが出ています。

本馬は2021年の北海道セレクションセールで3410万円にて取引されています。
2022年10月23日の阪神芝1800m新馬戦でデビュー。馬体重526キロでした。まずまずのスタートから3、4番手を追走するも、直線で伸びを欠き1秒4差の9着敗退でした。
2戦目の芝戦で15着に敗れると、3戦目からはダート1800m戦を使われ10着、9着。8月の札幌芝2000m戦で11着に敗れると、未勝利戦終了に伴い金沢競馬へ移籍します。
金沢では転入初戦となった1400m戦で2着馬に1秒9差をつける逃げ切りで初勝利。中1週の1500m戦も楽勝で2戦2勝。JRA再転入条件をあっさりクリアしました。
今年2月の小倉芝2600m戦から再始動しますが、2周目向正面から位置取りが悪くなってしまい12着。4月の京都芝1800m戦では後方からの競馬となり殿13着。6月の京都かではダート1800m戦に使われ中団から徐々に追い上げるも直線で伸びず9着敗退でした。
そして9月14日の中京ダート1900m戦では4、5番手からレースを進めるも勝負処から苦しくなってしまい1着馬から1秒6差の10着に敗れています。
再転入から4戦するも、1勝クラスではスピード不足なのが否めません。そこで地方でリスタートすべく、今回のオークションに出品させていただきました。金沢での2戦が圧勝だったように地方のダートは合うと思われ、新天地での活躍に期待です。
なおJRA再転入時から左前球節に軟腫ができており、そのままレースに使ってきましたが問題はありませんでした。

なお、現在両眼に白濁が見受けられます。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
9月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) CHEVAL ATTACHE（インボイス登録あり）