エールミネルヴァ　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアメリカンペイトリオットはウォーフロントの直仔で、米G1メイカーズ46マイルSを制しています。2018年から本邦でスタッドインし、初年度産駒からスプリングSを逃げ切ったビーアストニッシドや葵S3着のブレスレスリーなどの活躍馬を輩出。その後もシルフィードレーヴが小倉2歳Sで3着、高知所属のグラインドアウトは佐賀の花吹雪賞とル・プランタン賞に勝ち交流重賞の関東オークスで3着に入りました。またクレスコジョケツが7月小倉の宮崎Sに勝ち4頭目となるJRAオープン馬となっています。産駒は芝、ダートを問わない活躍です。

いっぽうの母系ですが、母のソルダテッサは未勝利。きょうだいは半兄のパトロナとベルフォルテが地方競馬で各9勝、半姉ソリダリエタは川崎で1勝をあげています。2代母のアスペンリーフはJRAで1勝、伯母のレジネッタは桜花賞を制しオークスでも3着に入りました。また伯父リヴェレンテはJRAで5勝をあげオープン入り、2代母の半弟アップドラフトは京成杯オータムH2着馬です。遡ると4代母のノーザンアスペンは米G1ゲイムリーHの勝ち馬であり、同馬からは豪G1 BRCJJアトキンスSを制したKing Coloradoや米G3トボガンＳ勝ちのサッシカイアなどが出ています。

本馬は2020年のセレクトセール当歳セッションで1210万円にて取引されています。
2022年8月28日の小倉芝1800m新馬戦でデビューし3着。馬体重は456キロでした。2番手追走から直線で抜け出そうとしますが、最後は交わされて0秒3差の3着でした。
中2週の中京芝2000m戦で2着となり、デビュー4戦目となった2023年1月の小倉芝2000m戦で3番手追走から直線で抜け出して初勝利をあげます。
1勝クラスでは6着、8着、15着と苦戦しますが、7月の札幌芝1800m戦で3着。暮れの中京からはダートに転戦し、3戦目となった今年2月の小倉ダート1700m戦でインの5番手追走から直線で前との差をつめてクビ差先着。2勝目をあげています。
もっとも2勝クラスでは9着、6着、9着、10着と頭打ち感が否めず、このタイミングでオークションへと出品させていただきました。
芝、ダートの違いはありますが過去2勝はいずれも小倉コースであり、平坦、小回りコース向きのタイプです。地方の馬場は合うと思われるだけに、リスタートしての活躍に期待したいところです。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
9月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：佐伯 由加理（インボイス登録あり）