オーケーミネルバ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のリオンディーズはキングカメハメハ産駒で、朝日杯FSに優勝し2015年の最優秀2歳牡馬に選出。2017年からスタッドインし、初年度産駒であるテーオーロイヤルが今春の天皇賞を制覇しました。ほかにアナザーリリックが福島牝馬S、インダストリアはダービー卿チャレンジT、ジャスティンロックは京都2歳Sに勝利。ダートではリプレーザが兵庫チャンピオンシップを制し、サンライズホークはかきつばた記念など交流重賞を3勝しています。産駒は芝、ダート問わず活躍しており、自身の半兄エピファネイア、半弟サートゥルナーリアとともに人気の種牡馬です。

いっぽうの母系ですが、母のエバーシャイニングは2勝。きょうだいは半兄ペイシャエヴァーが4勝、ネバーゴーンアウトは2勝、フィールドモーリスはJRA1勝後に高知で4勝をマーク。また半姉プリマヴェージが園田と浦和で各1勝、甥のキョウエイブリッサもJRAで2勝しています。2代母のルヴァーガールは英G2ロックフェルSの勝ち馬で、伯父にJRA3勝のステイキングダムがいます。遡ると5代母のカーナビーガールからは南アフリカのG1コンピュータフォームスプリント2着のサドンパワーやペルーダービー馬のカミリンカミロンなどが出ています。

本馬は2022年の北海道セレクションセールで1485万円にて取引されました。
2024年2月4日の小倉芝2000m新馬戦でデビュー。馬体重は460キロでした。まずまずのスタートから先行グループにつけましたが、3コーナー過ぎから位置取りが悪くなり勝ち馬から5秒1差の11着に敗退。連闘で向かった京都ダート1400m戦でも16着に敗れています。
立て直されて4月17日の笠松1400m交流戦へ出走。好スタートから先頭に立つと、そのまま逃げ切り初勝利をあげました。
もっとも昇級戦となった4月28日の京都ダート1400m戦では後方2頭目からのレースとなり、直線ではバテてしまい勝ち馬から7秒2差の12着。タイムオーバーによる出走制限を課せられています。6月30日の小倉1700m戦では先行するも3コーナーから下がってしまい殿16着。再度タイムオーバーによる出走制限を課せられました。
そして9月29日の中京ダート1400mでも1着馬から4秒8差、15着の馬から2秒差の16着敗退。3戦連続のタイムオーバーによる出走制限を課せられたこともありJRAでの続戦を断念。今回のオークションへ出品させていただきました。
JRA1勝クラスではいいところがありませんでしたが、初勝利をあげた笠松戦での内容からは、地方競馬向きのタイプなのかも知れません。地方でリスタートして、この馬の良さを出したいところです。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・右前3/4鉄（放牧中に挫跖があり継続しています）
・全身皮膚病

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2024年10月29日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2024年9月29日（日）　3回中京9日　6R　3歳以上1勝クラス牝　　ダ1400m（重）
　　　結果16着　　タイム1:28.9（1着馬からのタイム差4.8秒、5着馬からのタイム差3.9秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
10月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小野 建