ディノポネラ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父ベルシャザールは日本ダービーでオルフェーヴルの3着に好走するなど早くから活躍。骨折により4歳4月から約1年の長期休養を余儀なくされましたが、5歳5月にダートで復帰すると、とんとん拍子に出世し、秋には武蔵野S、ジャパンCダートと重賞＆G1初制覇を飾り、最優秀ダートホースに輝きました。産駒は2018年にデビューを迎え、2世代目にあたるグランコージーは今年のシアンモア記念で岩手重賞5勝目を飾るなど息長く活躍。他にもエキサイター（野路菊S3着、園田・兵庫若駒賞）、ネーロルチェンテ（ヒダカソウC、ノースクイーンCなど門別重賞3勝、ブリーダーズGC5着）、ピアノマン（盛岡・やまびこ賞、ダービーGP3着）、シェナキング（園田・菊水賞、金沢・MRO金賞）、ザビッグレディー（佐賀・佐賀皐月賞）といった地方重賞ウイナーが父譲りのパワーを見せつけています。中央ではファーストクロップにあたるシャイニーロックが6歳時にリステッド・リゲルSを勝つなど、産駒は幅広い条件で豊かな成長力を見せています。

母系に関しては、祖母ジョーディシラオキがチューリップ賞勝ち馬。いとこにイメル（NST賞3着）がいる他、近親にヒミツヘイキ（ユニコーンS）がいます。母ミヤビオウカはJRA10戦で3着2回が最高でしたが、他のきょうだいは半兄ハイオンザリストが南関東3勝、チェリータイセイが佐賀2勝、門別1勝（佐賀重賞・大観峰賞3着）、半姉チェリーシャクナゲが大井5勝、笠松8勝、園田1勝、リンノカーニバルが門別2勝、半妹アンバードレスが浦和1勝と、9頭中5頭が勝ち上がっています。

2022年の北海道セプテンバーセール出身（220万円）の本馬は、船橋・稲益貴弘厩舎から2023年8月8日の船橋ダート1000mでデビュー。若干ダッシュがつかず7頭立ての4～5番手追走となると、直線も伸び切れず、勝ち馬から2秒1差の5着に敗れてしまいます。5カ月半後の次戦は今年1月の船橋1200mで、11頭立ての後方3～4番手から追い上げて1秒1差の5着。3週後の同舞台では12頭立ての4番手に付け、3～4コーナーで2番手に上がると、直線入り口で先頭に立って後続をみるみる突き放し、7馬身差で初勝利を収めます。

その後は再び4カ月半と間隔をあけたものの、同舞台で10頭立ての6着（2秒0差）。3週後の船橋1500mで10頭立ての9着（3秒7差）に敗れたのを機に、今の笠松競馬へ移籍となります。笹野博司厩舎での初戦は先週9月25日の笠松ダート1400mで、ダッシュがつかず7頭立ての最後方追走となり、メンバー最速の上がりを使いましたが、2秒0差の5着に終わっています。

2回の休養は後肢の疲れを取るための休養です。また、前走のゲート入りで注意を受けましたが、出走停止などの制裁はありません。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
雄大な馬体から今後が楽しみですが、現状はトモがもう少しパンとしてほしいところです。キャリアも浅く、これからの馬だと思います。（笠松競馬・笹野博司調教師）


※2024年9月25日の競走でゲート入りで注意を受けています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※南国ファーム（岐阜県羽島郡岐南町薬師寺）に在厩しており、預託料は3,300円/日（税込）です。
10月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山本 将司（インボイス登録あり）