ラブアスカ　　牝２歳　　※中央競馬　登録抹消（未出走）

父のサトノクラウンはマルジュの産駒で香港ヴァーズと宝塚記念を制しました。また天皇賞（秋）で2着、ダービーでも3着に入るなど長きにわたって活躍して重賞6勝をマーク。2019年から種牡馬入りすると、初年度産駒からダービーに優勝し皐月賞と菊花賞でも2着惜敗のタスティエーラを輩出。ほかにもトーセンローリエがアネモネS、ウヴァロヴァイトはスイートピーSに勝利しました。また現2歳ではヴーレヴーが早くも2勝をあげています。地方競馬では盛岡のシンプロレタリアトがサファイア賞2着、高知のシュペールミミが黒潮ジュニアチャンピオンシップで3着に入っています。

いっぽう母系ですが、母のアキノバレリーナはJRAダートで1勝。半姉のアキノカトレアは岩手で1勝をあげています。2代母のアキノロマンスは園田で2勝後にJRAのダートで2勝、叔父のアキノスマートがJRAダート戦で2勝、伯母のアキノギムレットは名古屋で4勝、伯父のアキノリングは南関東と金沢で計7勝しています。遡ると4代母で米6勝のカントリーロマンスから米G1ヴォスバーグSに勝ちフリゼットＳ2着のハーラン、米G1スピナウェイS制覇のシングズチェインジ、米G2ルイジアナダービー馬ヒーローオヴオーダーなどが輩出されています。

本馬は9月11日に美浦トレセンへ入厩しましたが、その際に右前球節が腫れていました。
翌12日から馬場入りをスタートし、角馬場を軽目で乗り慣らしましたが、13日になると歩様に違和感が出たため運動を中止しました。検査を行ったところ、右前種子骨内側骨折が判明。古い骨折で骨造成が始まっているものの、全治6か月の診断でした。なお見舞金は対象外です。
9月18日に放牧に出され、舎飼い休養中です。復帰まで時間を要することから、今回のオークションへ出品させていただきました。
復帰までお時間をいただくことになりますが、近親馬がダートを主戦場としていることからも、地方のダートでリスタートできれば期待できるのではないでしょうか。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※本馬の測尺は体高163cm、胸囲188cm、管囲22.5cm、馬体重は475kg（10月8日現在）です。

※セイクリットファーム茨城分場（茨城県牛久市奥原町・高橋トレセン内）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
10月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：増田 陽一（インボイス登録あり）