シュライフェ　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のリーチザクラウンはスペシャルウィーク産駒のダービー2着馬。3歳時にきさらぎ賞、4歳時にはマイラーズCに勝利しています。2013年からスタッドインしており、クラウンプライドがUAEダービー、マーキュリーC、コリアC連覇など重賞を4勝し、チャンピオンズCでも2着。アーテルアストレアはレディスプレリュードなど交流重賞を3勝、芝ではキョウヘイがシンザン記念に勝ち、サヤカチャンがアルテミスSで2着に入るなどしています。また地方競馬ではダバイダバイが川崎のローレル賞で2着、フジクラウンは水沢のイーハトーブマイルに勝利し東北優駿で2着となっています。

いっぽうの母系ですが、母のストゥデンテッサはアルゼンチンのG1ホルヘデアトゥーチャ大賞の勝ち馬。半姉のアドマイヤピンクはJRA2勝、ティルヴィングはJRA1勝後に大井で1勝、タイセイレガシーは門別で1勝、レッドアデニウムは名古屋で2勝をあげています。伯母でアルゼンチンのG1サトゥルニーノJウンスエ賞2着のスコレールからはG1ナシオナル大賞2着のグランドソーホー、同じく叔母のラソルボンヌからはアルゼンチンのG3マヌエルJギラルデス賞勝ちのグッドステューデントや米G1スピナウェイS3着のカレッジエイト、米G3サルヴェイターマイル馬クラッシークラスが出ています。

本馬は2023年3月26日の中京ダート1400m未勝利戦で既走馬相手にデビューし14着。馬体重は508キロでした。その後放牧で立て直され、6月の門別1700m交流戦へエントリー。JRAから6頭が参戦したこのレースでは3番手グループからレースを進め、直線で先に抜け出した勝ち馬には及ばなかったものの2着に入ります。
もっともその後の札幌ダート1700mでの2戦を勝利できず、ホッカイドウ競馬へ移籍。門別では9月の1700m戦を逃げ切り、10月の1800m戦も2番手追走から差し切って連勝。2戦2勝でJRA再転入条件をクリアしました。
11月の福島芝2600m戦からリスタートし、2番手追走からラストは厳しくなるも5着に残り掲示板を確保。中2週の中京芝2000m戦では勝ち馬から1秒差の6着でした。
今年は1勝クラス戦を使われましたが、背腰の状態が万全でなくソフトな仕上げにせざるを得なかったこともあり、6戦して札幌ダート1700m戦と芝1800戦での7着が最先着という内容。10月5日の新潟・松浜特別14着後に関係者で協議を行った結果、ファンド運用を終了し今回のオークションへ出品することとなりました。
門別での過去3戦がいずれも好内容だったように、地方のダートが合うタイプです。状態が上向けば、さらに期待できる馬だと考えています。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・前肢蟻洞
・右前肢骨瘤

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
10月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）