ヨーデル　　牡５歳　　※中央競馬　登録抹消

父のモアザンレディはサザンヘイローの仔で米G1キングズビショップSを制すなどダート短距離重賞を4勝。2001年から米豪でシャトル種牡馬となり、ベニキオがVRCヴィクトリアダービー馬となるなど初年度産駒から3頭のG1ウイナーが誕生しました。その後もモアジョイアスはクイーンエリザベスＳやドンカスターHなど豪G1を8勝、米国ではブリーダーズCスプリントを連覇したロイエイチやダイアナSなどG1を6勝のラッシングフォールなど多くの活躍馬を輩出。本邦ではジャングロがニュージーランドTに勝利しています。

いっぽうの母系ですが、母のハーマジェスティズフラッグは北米で3勝をマークし本馬はその初子にあたります。伯母のRepreiveは米国で5勝、3代母のリーガルペナントは米国で4勝をあげています。その3代母からは米G2レムゼンSなど重賞3勝のロックポートハーバー、加G3メイプルリーフＳ勝ちのA. A. Azula's Arch、米G2アディロンダックS馬リーガリーアピーリング、米G2ケルソHなど重賞を2勝してG1トリプルベンドSで2着のアピーリングテイル、そして米G1のCCAオークス優勝馬マラクージャなどの活躍馬が輩出されています。

本馬は2021年9月4日の小倉芝1200m新馬戦でデビューし8着。馬体重は514キロでした。その後のダート戦で10着、5着となり、翌年1月の船橋1700m交流戦へ出走。4番手の位置取りからレースを進め、直線で外から差し切り初勝利をあげます。
1勝クラス昇級後は川崎での交流戦を含め13着、8着、9着と苦戦しますが、10月の名古屋1500m交流戦では逃げた馬のすぐ後ろにつけ、直線で抜け出し2勝目をあげました。
2勝クラスではクラス慣れに時間を要しましたが、昨年3月の中京・四日市特別では不良馬場を追い込んで4着。4月の中山・葛飾特別では7番手追走から0秒4差の4着に入っています。もっとも中2週の京都ダート1400m戦で14着に敗れると、障害練習を開始。疲れが出たため立て直しに時間がかかりましたが今年1月の東京ダート1400m戦で復帰し、3月の阪神から障害戦を使われたものの6着、11着。6月東京の立川特別で15着、そして10月5日の東京ダート1400m戦では16頭立ての殿16着敗退でした。
現級で頭打ち感があり、障害戦も使ったものの不向きでした。過去2勝を地方交流戦であげており、地方の環境でリスタートしたほうがいいとの判断から今回のオークションへ出品させていただきました。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年10月5日の競走において、枠内駐立不良（暴れる）となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※栗東ホース具楽部（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
10月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小松 達昌（インボイス登録あり）