メイショウヒメゴゼ　　牝５歳　　※中央競馬　登録抹消

父のマジェスティックウォリアーはエーピーインディ直仔で、2007年の米G1ホープフルSの勝ち馬。2009年からスタッドインし、初年度産駒のプリンセスオブシルマーがケンタッキーオークス、CCAオークス、アラバマS、ベルダムSとG1を4連勝しました。また外国産馬として本邦に輸入されたベストウォーリアは南部杯を連覇するなど重賞5勝。2016年からは国内で併用されており、ライトウォーリアが川崎記念を制し、ラムジェットは今年の東京ダービーに優勝。ほかにもJRAのダート重賞や地方競馬重賞で勝ち馬が多数輩出されています。

いっぽうの母系ですが、母のメイショウブーケは3勝。半弟のメイショウライジンは高知で1勝。伯父のオブコースは3勝、マイウエイはJRA3勝後に佐賀で重賞の松浦川賞など4勝、伯母のメイショウグレアと叔父のメイショウリンクスはJRAで各1勝をマーク。3代母のブリリアントベリーの仔には天皇賞（秋）とマイルCSに制したカンパニー、アルゼンチン共和国杯勝ち馬レニングラード、毎日杯勝ちのヒストリカルがいます。遡ると4代母クラフテイワイフからは秋の天皇賞馬トーセンジョーダン、VRCLKSマッキノンSなど豪G1を2勝のトーセンスターダム、ダービー3着馬トーセンホマレボシなどが出ています。

本馬は2021年11月28日の阪神ダート1200m新馬戦でデビューし3着。馬体重は480キロでした。中1週の同距離戦では2、3番手の外を追走から前へ迫りましたが、逃げ切った馬が強く2着惜敗でした。その後は休養を挟みつつレースを使われ、3歳5月の中京ダート1400m戦では中団の外からレースを進め、直線では大外から1頭だけ違う脚で差し切り2着馬に5馬身差をつけて初勝利をあげました。
1勝クラス昇級後は苦戦しますが、4戦目となった11月の笠松1400m交流戦では3番手追走から2着に入っています。もっともJRAでは、後方から出走メンバー最速の上がり3ハロンや芝1400m戦に使われた際に33秒台の上がりをマークするなどしたものの、一度も掲示板に載ることができず頭打ちの感がありました。
10月5日の京都ダート1800m戦で10着となった後に関係者で協議し、環境を変えて地方のダートでリスタートするほうがこの馬にとっていいとの判断から、今回のオークションへ出品させていただきました。
快勝だった未勝利戦や笠松で2着に入った内容からも、地方のダートなら1勝クラスで頭打ちの現状から変わり身があるものと考えています。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・全身イボ
・全身皮膚病

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
10月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本 好雄（インボイス登録あり）